応急処置以外の使用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 08:30 UTC 版)
整形外科領域で四肢の手術を行う際の術野からの出血防止、また血管内治療後に穿刺部位の止血目的で使用されることもあるが、この場合は、空気圧式など、緊縛圧の微調整が可能なものを使用することが多い。 静脈注射や採血の際には、静脈血を鬱滞させて血管を見やすくするために駆血帯(くけつたい)が用いられる。これは血流を止めるという点では止血帯と同様であるが、止血帯は動脈血の血流を止めるため動脈圧に抗する必要があるのに対し、駆血帯では静脈圧に負けない程度の圧力を加えられれば良いことから、止血帯と比して遥かに簡素である。 ボディービルダーなどが血流を制限して低負荷で高効率の加圧トレーニングを行う際に、二の腕などにバンドを巻く場合がある。
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