トリアージ
トリアージ【(フランス)・(英)triage】
トリアージ (とりあーじ)
トリアージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 02:50 UTC 版)
トリアージ(英語: triage、フランス語: triage)は、多くの傷病者が発生している状況において、傷病の緊急度や重症度に応じた優先度を決めること[1][2][3]。中国や台湾など漢字圏では、検傷分類と言われる[2]。
注釈
- ^ フランス語発音: [tʁijaʒ] トゥリヤージュ
- ^ 英語発音: [ˈtriːɑːʒ] トゥリ(ー)アージュ、[triːˈɑːʒ] トゥリ(ー)アージュ
- ^ 英: simple triage and rapid treatment
- ^ 実際には東日本大震災における福島第一原子力発電所周辺などの状況下では、傷病者が多く全く治療が追いつかないなどの理由で、必ずしも救命不可能ではない者もこちらに分類する事例がある
出典
- ^ “英語辞書 Cambride Triage”. 2020年7月30日閲覧。
- ^ a b コロナ禍とトリアージを問う 社会が命を選別するということ - p22,土井健司, 田坂さつき, 加藤泰史, 2022
- ^ “トリアージ 東京都福祉保健局”. www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp. 2023年1月17日閲覧。
- ^ a b c d “Urgent and emergency care services in England”. 国民保健サービス. 2015年12月1日閲覧。
- ^ “Out-of-hours services”. 国民保健サービス. 2015年12月1日閲覧。
- ^ a b “空飛ぶトリアージタグによる災害医療の効率化と安全化”. 医療安全推進者ネットワーク. 2020年4月16日閲覧。
- ^ a b “トリアージ”. 原子力規制委員会. 2013年5月29日閲覧。
- ^ “南海トラフ地震対策で最終報告 内閣府、避難所は弱者優先”. 共同通信社. 47NEWS. (2013年5月28日) 2013年5月29日閲覧。
- ^ “南海トラフ、避難所利用に優先順位…最終報告”. 読売新聞. (2013年5月28日) 2013年5月29日閲覧。
- ^ Mehta S (April 2006). “Disaster and mass casualty management in a hospital: How well are we prepared?”. J Postgrad Med 52 (2) ., hdl:1807/6941
- ^ http://ops.umin.ac.jp/ops/jijou/060303triage.html
- ^ 毛細血管再充満時間 日本災害医学会 用語集
- ^ Slater RR (January 1970). “Triage nurse in the emergency department”. Am J Nurs (Lippincott Williams &) 70 (1): 127–9. doi:10.2307/3421031. JSTOR 3421031. PMID 5196143.
- ^ a b c “トリアージハンドブック(トリアージ研修テキスト)”. 2015年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月26日閲覧。
- ^ 陸上自衛隊朝霞駐屯地 東部方面衛生隊
- ^ 色覚の本質 - 日本眼科医会 p.5-6、13
- ^ トリアージタグ改善へ…救急医学会が検討 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)2013年11月2日
- ^ 横浜型救急システムにおける緊急度・重症度識別 コールトリアージ (PDF) - 消防庁、2021年6月15日閲覧
- ^ “非常時コールトリアージの運用について 〜大規模災害時に一人でも多くの命を救うために〜”. 泉州南消防組合 泉州南広域消防本部 (2020年3月13日). 2021年6月15日閲覧。
- ^ アメリカ合衆国(ニューヨーク)在外公館医務官情報日本国外務省ホームページ2012年6月10日閲覧
- ^ 医療法人健育会西伊豆病院・仲田和正「イスラエル国防軍医療部隊(要約)」2011年
- ^ NIKKANEN H. E.; POUGES C.; JACOBS L. M. (1998). “Emergency medicine in France”. Annals of Emergency Medicine 31 (1): 116–120. doi:10.1016/S0196-0644(98)70293-8. PMID 9437354 .
- ^ 自衛隊の第一線救護における適確な救命について, オリジナルの2015-07-23時点におけるアーカイブ。 2024年5月31日閲覧。
- ^ 災害時のトリアージ…妊産婦ら識別体制 必要 : 知りたい! : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞) 2013年12月13日
- ^ “アングル:イタリア最悪の医療危機、現場に「患者選別」の重圧”. ロイター (2020年3月18日). 2020年3月18日閲覧。
- 1 トリアージとは
- 2 トリアージの概要
- 3 議論・問題点
- 4 各国での運営
- 5 歴史
- 6 脚注
トリアージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)
「サイバーセキュリティ」の記事における「トリアージ」の解説
CSIRT のリソースを有効に使うため、対応すべきインシデントの優先度付けを行うフェーズである。そのために、何を守るべきか等の活動ポリシーを明確化し、事前にトリアージの判断基準を決めておく。 インシデントと思しき情報があったら情報提供者から必要情報を入手し、5W1Hを整理する(「Why」は後回しでも良い)。そして単なる勘違いでないか、CSIRT の対応すべきか等を判断する。対応する場合は後述するインシデントレスポンスを行う。対応しないと判断したら、セキュリティポリシーに照らして可能な範囲で情報提供者や関係者等に回答する。対応の有無にかかわらず、必要に応じて注意喚起等の情報を発信する。 なお本稿では文献に従ってトリアージをインシデントハンドリングに含めたが、文献ではトリアージをリアルタイムアナリシスに含めている。
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トリアージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 17:40 UTC 版)
大規模災害や集団食中毒などによって多数の傷病者が発生した際には、傷病者の重症度・緊急度によって搬送・処置の順位を決めるトリアージを行う。
※この「トリアージ」の解説は、「救急救命士」の解説の一部です。
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