JR東海キハ85系気動車
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キハ85系気動車(キハ85けいきどうしゃ)は、かつて東海旅客鉄道(JR東海)が保有していた特急形気動車である。
注釈
- ^ 本系列の投入と並行して軌道強化や両開き分岐器(Y字ポイント)の高速通過 (110 km/h) 対応など、地上設備の改良工事も実施された。
- ^ ディーゼル機関車においては、1982年(昭和57年)に大井川鐵道DD20形で採用例がある。
- ^ 原設計こそ1960年代と古いが信頼性は高く、船舶や自動車などにも広範に使用される汎用型の高速ディーゼルエンジンであった。1970 - 80年代にはアメリカのトラックメーカーから広く採用を受け、それまで主流だったGM系のデトロイト・ディーゼルのユニフロー掃気ディーゼルエンジンに代わって市場で好評を得た実績もある。
- ^ 後の373系や383系に近いものとなっているが、本系列では号車・座席種別幕が小型になっていないという違いがある。
- ^ ただしゴールデンウィークや年末年始、おわら風の盆などの最繁忙期には4・5両編成に増結されることがある。
出典
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- 1 JR東海キハ85系気動車とは
- 2 JR東海キハ85系気動車の概要
- 3 車歴表
- 4 運用
- 5 京都丹後鉄道KTR8500形
- 6 脚注
固有名詞の分類
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