日立ニコトランスミッションとは? わかりやすく解説

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日立ニコトランスミッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 18:14 UTC 版)

株式会社日立ニコトランスミッション
Hitachi Nico Transmission Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 日本
331-0811
埼玉県さいたま市北区吉野町1丁目405番地3号
設立 2003年平成15年)4月
業種 機械
法人番号 9030001010086
事業内容
  • 船舶用、鉄道車両用、建設機械用、産業車両用、産業機械用等の動力伝達装置の開発、製造、販売
  • 高弾性継手等の販売
代表者 代表取締役社長 松井志郎
資本金 4億5,000万円
売上高 171億円
(2016年度)
純利益
  • 17億2,763万7,000円
(2025年3月期)[1]
純資産
  • 133億3,851万3,000円
(2025年3月期)[1]
総資産
  • 180億8,339万6,000円
(2025年3月期)[1]
従業員数 510名
主要株主 株式会社日立製作所 100%
主要子会社 株式会社ニコテクノス
日本ブルカン株式会社
ツインディスク・ニコ株式会社
外部リンク https://www.hitachi-nico.jp/
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株式会社日立ニコトランスミッション(ひたちニコトランスミッション、: Hitachi Nico Transmission Co., Ltd.)は、船舶鉄道車両建設機械産業機械用のトランスミッションを製造する日本の機械メーカー[2]日立製作所の100 %子会社である。

会社の前身は新潟鐵工所グループ企業であった新潟コンバーター株式会社で、「ニコ(NICO)」は同社の略称である。新潟コンバーターは、新潟鐵工所がトルクコンバータによる鉄道用液体式変速機を製造するため、アメリカ合衆国のツインディスク・クラッチ社と技術提携し、1952年12月に新潟県加茂市に設立された。このため現在に至るまで加茂市に工場を置き、変速機等の生産を継続している。

1990年代後期に新潟鐵工所の経営悪化が進み、2000年にカンパニー制への移行が図られた結果、2001年3月に新潟コンバーターは新潟鐵工所に合併され、同社のニコカンパニー部門となった。しかし新潟鐵工所は経営破綻により2001年11月には会社更生法を申請。経営破綻に伴う主要部門の委譲・再建過程で、ニコカンパニーは日立製作所が譲渡を受けることになり、日立は受け皿子会社として2003年3月20日に日立ニコトランスミッションを設立、4月に旧ニコカンパニーを吸収する形で発足した。

2006年4月に、日立製作所子会社の一つである日立インダストリイズ(当時)が再編され、他の日立系子会社との合併で日立プラントテクノロジー(2013年、日立製作所に吸収合併)となった際、インダストリイズの変速機部門をニコトランスミッションに移管した。

組織

参考文献

  1. ^ a b c 株式会社日立ニコトランスミッション 第28期決算公告
  2. ^ 企業は人なり 日刊工業新聞

外部リンク


日立ニコトランスミッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 01:50 UTC 版)

新潟鐵工所」の記事における「日立ニコトランスミッション」の解説

部門行っていたニコカンパニーが改組日立インダストリイズ(後の日立プラントテクノロジー2013年日立製作所吸収合併)の出資により、2003年3月20日設立

※この「日立ニコトランスミッション」の解説は、「新潟鐵工所」の解説の一部です。
「日立ニコトランスミッション」を含む「新潟鐵工所」の記事については、「新潟鐵工所」の概要を参照ください。

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