AT-500形・AT-550形
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「会津鉄道」の記事における「AT-500形・AT-550形」の解説
詳細は「会津鉄道AT-500形気動車」を参照 2004年3月25日営業運転開始。AT-100・150・200形の老朽取り替え用として製造された新潟トランシス製の軽快気動車で、AT-500形はトイレなし、AT-550形はトイレ付である。全長は18.5mと大型化され、カミンズ製350馬力エンジンと、日立ニコトランスミッション製変速1段・直結3段の自動変速機をそれぞれ一基ずつ搭載する。 AT-500形は車番501・502の2両、AT-550形は車番551・552の2両が在籍する。AT-501・551は当初野口英世の顔とその母親シカの手紙の全文が描かれた「ふるさと列車」であったが、2011年3月に車体側面中央に会津のマスコットキャラクター「あかべぇ」が描かれた塗装に変更された。その後2013年放送のNHK大河ドラマ『八重の桜』のラッピングをして運行されている。AT-502・552は野口親子の肖像があしらわれた「新1000yen札発行記念」のラッピング車両であったが、2014年からあいづデスティネーションキャンペーンの関連企画として、一般公募によるラッピングを施し、「花咲くあいづ号」として運転している。「ふるさと列車」は当初、客席と乗降ドアの窓にまで絵と文字が貼られていたが、後にそれらは取り除かれた。
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