座席車とは? わかりやすく解説

座席車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 05:29 UTC 版)

座席車(ざせきしゃ)とは、鉄道車両のうち、旅客車の一種で乗客を乗せるために供する腰掛を有するものを指す。




「座席車」の続きの解説一覧

座席車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 15:23 UTC 版)

中華人民共和国の鉄道」の記事における「座席車」の解説

在来線場合は: 軟座(グリーン車全席指定) 硬座(普通車) 無座(硬座立ち席乗車後、空席があれば、軟座、硬臥などに変更可能) 元の北京-天津上海-南京などの都市間列車は、特等軟座・一等軟座・二等軟座の3等級制の車両がある。都市連絡任務動車列車譲りの後に、一部は他の線区転出した場合により、全て軟座に統一二等は硬座に格下、または一等二等のまま使用ケースがある。 動車列車場合は: 商務座・観光座(グランクラス一等座(グリーン車全席指定二等座(普通車) 他に空調設備有無料金格差がある。これは、空調使用有無に関係がない。空調車は座席など設備良いための運賃差とされているため、春秋などの空調不使用時でも新空調料金称する運賃となる。一例をあげると、北京 - 上海であれば特快の高級軟臥と普快の硬座では10倍以上もの運賃・料金格差生じる。

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座席車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 02:23 UTC 版)

国鉄10系客車」の記事における「座席車」の解説

ナハ10形 - 三等車 1955年1 - 8初代901 - 908, 1 - 114本系列の基本形式定員88名で122製造試作車900番台8両、量産車114両)。試作車量産車相違点は、台車客用扉、および妻板など。当時客車製造日本車輌日立製作所指定メーカーであったが、本形式試作車限り技術習得目的として、汽車製造川崎車輌製造参加している。 >製造データ新旧番号対照 ナハ11形 - 三等車 1957年 (1 - 97, 2098 - 2102)室内灯に蛍光灯採用したナハ10形近代形。定員88名、102製造。本形式以降客用扉が鋼製2枚折戸から開閉付き鋼製1枚開戸に変更された。北陸トンネル列車火災事故後、新形車両難燃化のため、国鉄大宮工場での定置燃焼実験宮古線狩勝実験線での走行燃焼実験使用された。昭和40年には2062, 2075に循環式汚物処理装置が、2072に浄化汚物処理装置試験的に設置された。 >製造データ新旧番号対照 ナハフ10形 - 三等緩急車 1956年 (1 - 48)ナハ10形対応する緩急車定員80名、48両が製造された。 >製造データ新旧番号対照 ナハフ11形 - 三等緩急車 1957年 (1 - 30)ナハ11形対応する緩急車定員80名、30両が製造された。 >製造データ新旧番号対照 ナロ10形 - 特別二等車 1957年 (1 - 33)前年登場した三等寝台車(後述)に倣って幅2.9 mの広幅・裾絞り車体登場した定員48名、33製造車内レイアウト従来特別二等車踏襲しているが、荷棚の下にスポットライト方式読書灯が設けられた。1967 - 68年にかけてAU13形分散式冷房装置(5台)を搭載し、低屋根化され、また4PQディーゼル発電機セット搭載自重増大しオロ11形となった。 >ナロ10形製造データ新旧番号対照 >オロ11形新旧番号対照

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座席車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 22:17 UTC 版)

旅客車」の記事における「座席車」の解説

詳細は「座席車」を参照 座席車は最も基本的な旅客車で、車内座席備えているものである乗客着席して旅行提供するが、通勤用の車両のように定員過半数立席車両であっても座席車の区分含まれる。 国や鉄道事業者にもよるが、一等車二等車のように車内設備によって等級付けられていることがある等級段階数もまた国と鉄道事業者によって様々である。等級特別な名前が付けられていることもある。等級上のものから例として示すと、日本JRにおいてはグリーン車普通車韓国韓国鉄道公社においては特室と一般室、中国の鉄道においては軟座車と硬座車、スペインの鉄道においてはクラブ (CLUB)、プレフェレンテ (PREFERENTE)、ツーリスタ (TURISTA) となっている。さらに等級により列車そのもの異なっていることがあり、例えペルー・レイルマチュ・ピチュへ向かう観光列車は、等級上のものからハイラム・ビンガム号 (Hiram Bingham)、ビスタドーム号 (Vistadome)、バックパッカー号 (Backpacker) となっている。 ヨーロッパでは、一等車地方の閑散路線や、時には都市通勤路線にまで連結されていることがある通勤路線一等車二等車設備的に差がないことがあるが、それでも一等車設定され利用者があるのは、ヨーロッパ階級社会伝統根ざしているとされる運賃制度上、基本運賃一等車料金を足すのではなく二等運賃一等運賃別立てになっている場合には、一等運賃収受したからには一等車運行しなければならないという理由もある。さらに、上位等級乗車するような階級人間の居住地・勤務地官公庁所在地など考慮して連結されることもある。 乗降用のドアトイレ洗面所などがデッキにあり、壁と扉で客室区切られている形式と、区切られていない形式がある。前者特急急行用などの優等列車中心に用いられる。 また客室内において、座席同士が特に区切られずに並べられている形式開放座席車(オープンサルーン)といい、数人用の部屋区切られている形式コンパートメントという。オープンサルーンにおいては中央通路設けられ両側座席設置される形態多く一方コンパートメントにおいては片側通路設けられている形態が多い。ただし中央通路両側それぞれコンパートメントが並ぶ形態もある。屋根付き馬車の車体構造由来する、各コンパートメント直接外と繋がるドア取り付けられている車両があり、現在でもイギリス保存鉄道などで見られるこうしたドアスラムドアという。 オープンサルーンでは、さらに座席配置の仕方様々な形態がある。詳細鉄道車両の座席参照。 座席車には、座席以外に荷物置き場トイレ洗面所乗務員業務用スペース身障者スペースなども設置されることがある

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座席車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:58 UTC 版)

シティナイトライン」の記事における「座席車」の解説

Bpm ドイツ鉄道より購入した簡易寝台車内装をすべて撤去し通路挟んで2+2列のリクライニングシート配置した車両。各座席には背ずりと一体になった天蓋状のプラスチック覆いがあり、隣り合う乗客プライバシー配慮している。片側のデッキ閉鎖し、窓の交換屋根上に空気清浄機取り付けるなどしたため原型とはイメージ異なる。

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座席車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 18:48 UTC 版)

南満洲鉄道の車両」の記事における「座席車」の解説

イ形 米国から輸入した1等車定員66名。1915年度以降普通列車1等車寝台備えることになったため、1917年度に5両のうち4両が1・2合造車改造された。残り1両は満洲事変以後車内改造され霊柩車として使用された。 イ1形 1等車定員64名(寝台として32名)。寝台備えているため、1922年度に5両のうち3両が1等寝台車記号変更された。 イ2形 定員63名の1等車寝台として16名)。1917年度に3両、1918年度に2両、1919年度に2両、1920年度に3両が満鉄沙河口工場にて製造された。1922年度に8両が1等寝台1等座席合造車記号変更された。 イ3形 1922年度に2両が1等寝台車記号変更された。 イ5形 1922年度に2両が1等寝台1等座席合造車記号変更された。 1等車形式不明1935年度、特別急行列車用に2両新製イロ1形イロ2形、イロ3形イロ4形、イロ5形 1・2合造車当初10在籍一部満洲国鉄転属一部事故廃車となったが、のちに代替用として数両が新製された。 ロ1形、ロ2形、ロ3形 当初19在籍1917年度一部3等車改造1934年度、特別急行列車用に5両新製ロハ1形ロハ2形、ロハ3形ロハ5形 1916年度2等車から2両が、また1918年度1・2合造車から5両が改造され登場した新製車も2両存在。後に、うち2両が2等食堂合造車改造され、6両が満洲国鉄転属した。 ハ1形、ハ2形、ハ3形 1907年満鉄営業開始時は、有蓋貨車改造して3等車充当した当初木製であったが後に鉄骨車も登場1920年以降満鉄工場鋼製車新製した。ハ2形の中には台車2組のうち前方1組撤去してシグイ形蒸気機関車連結し蒸気動車ジハ1形として使用された物もある。 ハ51922年製造開始日本初全鋼客車テンイ1形と共に大連駅 - 長春駅間の急行列車投入された。 ハ6ハオ1形 客貨混合列車用に使用する3等独立暖房車冬季は、当機のボイラー発生した蒸気客車へ給汽するもので、1923年3等客車より改造された。その後軽油動車登場したためボイラー使用する機会無くなり一般3等車として使用された。 ハテ1形ハテ2形、ハテ4形、ハテ5形 1912年度汽車会社製の3等手荷物合造車30在籍1916年満鉄工場で2両を新製1927年度、3両が手荷物郵便車改造された。1929 - 1934年度にかけて5両新製1933年度1935年度に一部他社線転属。 ハテユ3形 3等手荷物郵便車

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座席車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 10:14 UTC 版)

番台区分」の記事における「座席車」の解説

500番台 北海道向けに新製、あるいは改造され車両用いられた。 700番台・800番台 国鉄時代末期登場したジョイフルトレイン用いられた。基本的に700欧風800和風お座敷)。 2000番台 国鉄時代旧形客車10系客車などに電気暖房装置設備した車両用いられた。通常は元の番号2000付加して区別する。 ただし、電気暖房装置設備したことにより重量等級変更となる場合は、形式自体変更される(例:オハ36形スハ40形オユ36形スユ37形)。

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座席車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:58 UTC 版)

国鉄14系客車」の記事における「座席車」の解説

1969年昭和44年)から、国鉄波動輸送用として12系客車製造していた。12系急行用としたことから座席向かい合わせ固定式クロスシートであるものの、110km/h運転が可能で冷房装置完備した唯一の昼行客車ということもあり、当初臨時特急列車にも12系使用していたが、特急料金割引行って利用者評判芳しくなかったまた、特急用で回転式座席持ち夜行急行列車座席指定車などに使用されていたスハ44系も冷房搭載困難な老朽化陳腐化進み取替え時期さしかかっていた。そこで12系客車設計基本とし、183系電車と共通の車内設備をもつ特急形車両として1972年から1974年にかけて新潟鉄工所富士重工業日本車輌製造合計325両が製造されたのが14系座席車である。波動輸送用として増備されたことから、グリーン車食堂車製造計画されず、普通車のみが製造された。車内設備20系座席車のナハ20形ナハフ20形ナハフ21形いずれも14系座席車登場以前全車寝台車改造済み)に準じているが、20系座席車とは違って売店車内販売用の基地設けられず、座席簡易リクライニングシートとなり、冷房装置屋根上にAU13A形分散式冷房装置製造途中から難燃構造としたAU13AN形に変更)を搭載し台車はTR217D形を採用した車体屋根高さは12系客車よりも10cm低い3,520mmである。また、の高さなど183系電車普通車とほぼ同一であるが、窓部の側構は同じ特急形でも電車・気動車異なり内傾しておらず垂直である。また、波動という事レジャー客のスキー板ゴルフバッグなどの大型荷物携行予想されたため、客室一端大型荷物置場設置した12系14系寝台車以外の系列との併結考慮されず、蒸気暖房管と電気暖房用引通し線は未装備である。

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座席車

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 05:03 UTC 版)

名詞

座席 (ざせきしゃ)

  1. 鉄道車両種類のうち、寝台車の意味で、寝台設備用意されておらず、座席など用意されている旅客向け車両


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