漆塗りとは? わかりやすく解説

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うるし‐ぬり【漆塗(り)】

読み方:うるしぬり

漆を器物に塗ること。また、その器物漆細工

漆を塗るのを職業とする人。塗師(ぬし)。

「漆塗」に似た言葉

漆工

(漆塗り から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/19 00:47 UTC 版)

漆工(しっこう)は、ウルシの樹液から精製される(うるし)を器物の表面に塗り重ね、様々な加飾を施す、東洋独特の伝統的技法。漆工芸(うるしこうげい)ともいう。日本、中国、朝鮮半島で盛行し、東南アジアなどでも用いられた。器物に漆を塗る髹漆(きゅうしつ)が基本に挙げられる。これに加え、最近ではスクリーン印刷なども用いられる。


  1. ^ a b c d e f 『漆の文化: 受け継がれる日本の美』 pp.108-109。木胎、金胎、陶胎、籃胎、紙胎(貼り抜き。和紙肌を見せている場合は一閑張りまたは、一閑塗り)、漆皮、乾漆についての説明がある。
  2. ^ 小学館『乾漆』 - コトバンク
  3. ^ 金胎蒔絵唐花文鉢 - 文化遺産オンライン(文化庁
  4. ^ まれ#あらすじ」を参照。
  5. ^ 「沈金と堆錦技法の琉球漆器 : 朱漆鳳風牡丹文沈金東道盆と黒漆山水文堆錦総張文庫」参考


「漆工」の続きの解説一覧

漆塗り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/19 09:41 UTC 版)

金仏壇」の記事における「漆塗り」の解説

伝統的には、天然漆が使われてきた。現在ではその他に代用漆として、カシューエポキシなどの化学塗料使われる天然漆では刷け塗りがされる代用漆は吹付け可能なため省力化が可能であり、仏壇量産化大きく貢献したちなみに代用漆では漆かぶれがない。天然漆は室(むろ)で乾燥させる。漆の乾燥には湿度温度が必要である。摂氏2530度、湿度80%に保ち、約2日掛けて乾燥させるカシューなどの代用はこうした細かい調整必要ない。漆を塗って研ぎ、また漆を塗るという工程数回繰り返す。高級品ほどその回数増えていく。

※この「漆塗り」の解説は、「金仏壇」の解説の一部です。
「漆塗り」を含む「金仏壇」の記事については、「金仏壇」の概要を参照ください。

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