松田権六

デジタル大辞泉

まつだ‐ごんろく【松田権六】

読み方：まつだごんろく

［1896〜1986］漆芸家。石川の生まれ。蒔絵(まきえ)にすぐれた。また、日光東照宮や中尊寺金色堂などの修復に従事。文化勲章受章。

美術人名辞典

松田権六

読み方：まつだ　ごんろく

漆芸家。石川県金沢市生。小学生の時から兄について五十嵐派蒔絵の修行をはじめる。東美校で六角紫水らに師事、のち同校で指導のかたわら豪華客船の室内装飾・国会議事堂の装飾等を手がけた。戦後は中尊寺金色堂・正倉院御物・朝鮮楽浪遺跡出土漆器等の調査・修理など文化財保存事業や伝統工芸の復興、国際的な文化交流など多方面に活躍する。東京芸大名誉教授・日本芸術院会員・文化功労者、勲二等瑞宝章・文化勲章受章。蒔絵で初の人間国宝に認定された。昭和61年（1986）歿、90才。

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松田権六

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松田 権六（まつだ ごんろく、1896年（明治29年）4月20日 - 1986年（昭和61年）6月15日）は、日本の蒔絵師。人間国宝。文化勲章受章者。