しょくばいとは? わかりやすく解説

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しょく‐ばい【触媒】

読み方:しょくばい

化学反応前後でそれ自身変化しないが、反応速度変化させる物質水素酸素から生じさせる際の白金黒(はっきんこく)など。反応速くする触媒を正触媒遅くする触媒を負触媒という。

[補説] 書名別項。→触媒


しょくばい【触媒】


触媒

読み方: しょくばい
【英】: catalyst
同義語: 流動床式  

触媒とは、化学反応においてそれ自身変化せず、その存在他の物質反応速度速めたりいくつかの反応共存する系で目的とする反応選択的に促進させたりする物質をいう。触媒はただ反応速度変えるのみで、可逆反応場合、その平衡状態は触媒により影響されることはない。石油精製業では、多く精製プロセスで触媒を利用しており、触媒なしでは今日石油精製業考えられない主な精製プロセスとそれに利用されている触媒の組合わせ大略次のとおりである。水素化脱硫用触媒はアルミナまたはシリカアルミナのような多孔質担体金属成分Ni, Co, Mo, W など)を担持させたものであり、円筒型したもの多く使われている。接触改質用触媒は Ptアルミナ系のものが主体である。近年はこれに ReIrGe などの第二金属併用したバイメタル触媒が高活性であり、安定性優れているところから一般化している。触媒の形状円筒型や球型である。接触分解用触媒はシリカアルミナまたはゼオライトのような適度に酸性有するものが使用される。触媒は高温で、流動させながら利用されるので、数十ミクロン粒径有する粉末状態である。

触媒(しょくばい)




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