緑色硫黄細菌
嫌気性の光合成細菌で、光のエネルギーを利用し硫化水素を酸化して単体の硫黄にし、二酸化炭素を固定する。バクテリオクロロフィルを持つため緑色を呈する。
緑色硫黄細菌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/08/14 13:40 UTC 版)
緑色硫黄細菌(りょくしょくいおうさいきん)は緑褐色を呈し酸素非発生型光合成を行う光合成細菌の一群で、電子供与体として硫化水素などの硫黄を利用するものである。分類学上はクロロビウム科(Chlorobiaceae)をあてるが、16S_rRNA系統解析に基づく原核生物の分類によれば、緑色硫黄細菌とイグナウィバクテリウム綱(Ignavibacteria)で、クロロビウム門(Chlorobi)を構成する。
- 1 緑色硫黄細菌とは
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