ブラックスモーカーとは? わかりやすく解説

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ブラック‐スモーカー【black smoker】

読み方:ぶらっくすもーかー

海底で、セ氏300度以上の高温噴き出す煙突状の噴出口チムニー)のうち、熱水に鉛・などの硫化物多く含まれ海水反応して黒色呈するもの。熱水に白・黄色硫黄多く白色呈するものはホワイトスモーカーと呼ぶ。


ブラックスモーカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 22:41 UTC 版)

ブラックスモーカーとは、海底でほぼ300℃以上の高温の熱水が噴き出す煙突状の噴出口(チムニー)で、熱水亜鉛などの硫化物が多く含まれ、海水と反応して黒色を呈するものをいう。[1]熱水の温度がこれより低く、含まれる金属硫化物が少ない場合は、白・黄色の硫黄硫酸塩鉱物などが多く沈殿し、白色を呈するためホワイトスモーカーと呼ぶ。多くの硫化物が含まれるため人間にとっては猛毒である。


  1. ^ 山田 海人: “Hydrothermal Vents”. 西村屋. 2022年8月19日閲覧。


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