リゾチーム
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リゾチーム
リゾチームは小さな細胞外酵素で、細菌を覆っている細胞壁を攻撃することによって細菌感染から身体を守っている。
細菌は炭化水素(多糖)によって堅い膜を形成していて、糖の鎖を短いペプチド鎖でしっかり連結している。この細胞壁が細菌の弱い細胞膜を補強しており、高い浸透圧に耐えられるようになっている。リゾチームは、この炭化水素の鎖を切って細胞壁をバラバラにしていき、その結果、バクテリアは自分自身の浸透圧によって破裂する。
調製法
5 mg/mL Lysozyme soln.
References
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リゾチーム [Lassa virus]
リゾチーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 04:24 UTC 版)
リゾチーム(英語名: Lysozyme、別名: ムラミダーゼ)とは、糖質加水分解酵素ファミリー22に分類される酵素であり、真正細菌の細胞壁を構成するペプチドグリカンを加水分解する機能を持つ。具体的には、ペプチドグリカンを構成するN-アセチルムラミン酸とN-アセチルグルコサミンとの間に形成されるβ-(1→4)グリコシド結合を加水分解する[1][2]。この作用があたかも細菌を溶かしているように見えることから溶菌酵素とも呼ばれる。Lysozymeという名前は、溶菌をあらわすlysisと、酵素をあらわすenzymeから付けられた。
- 1 リゾチームとは
- 2 リゾチームの概要
リゾチーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 10:24 UTC 版)
マクロファージで産出がさかんでありサルコイドーシスの疾患活動性マーカーである。
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リゾチーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/08 04:03 UTC 版)
涙や卵白の成分であり、風邪薬などにも使用される酵素リゾチームは、細胞壁の骨格であるペプチドグリカンのGlcNAc、MurNAc間の結合を特異的に加水分解する。そのため、殺菌作用を持つ。また細菌のプロトプラストを調製する際にも使用される。
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