リゾチームとは?

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リゾチーム [3] 【lysozyme】

主に細菌細胞壁含まれる糖タンパク質一種加水分解する酵素細胞壁化学構造研究利用される。動物組織分泌液卵白などに広く分布し,キャベツ・カブなどにもみられるが,生理的役割についてはほとんど不明。ムラミダーゼ。

リゾチーム

英訳・(英)同義/類義語:lysozyme

卵白などに存在し、細菌細胞膜成分加水分解する酵素

リゾチーム

リゾチームは小さな細胞酵素で、細菌を覆っている細胞壁攻撃することによって細菌感染から身体を守っている。

細菌炭化水素(多糖)によって堅い膜を形成していて、糖の鎖を短いペプチド鎖でしっかり連結している。この細胞壁細菌の弱い細胞膜補強しており、高い浸透圧に耐えられるようになっている。リゾチームは、この炭化水素の鎖を切って細胞壁バラバラにしていき、その結果バクテリア自分自身浸透圧によって破裂する。

大腸菌溶菌操作にも用いられる。

リゾチーム
リゾチーム
リゾチーム
1L35 - Hydrolase (O-Glycosyl)
Structure Of A Thermostable Disulfide-Bridge Mutant Of Phage T4 Lysozyme Shows That An Engineered Crosslink In A Flexible Region Does Not Increase The Rigidity Of The Folded Protein

調製法

5 mg/mL Lysozyme soln.

  1. 50 mg のリゾチームをH2Oに溶かす
  2. H2Oで10 mLメスアップ
  3. 1 mLチューブ分注し、-20 °C保存

リゾチーム 凍結融解繰り返し活性低下させるので注意

References

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リゾチーム [Lassa virus]

 鶏卵卵白動物分泌液例えば、涙、唾液、腟の分泌液などに存在する酵素である。鳥類にとって大切な卵や我々人間の大切な場所(目、口、腟)を微生物感染から守るために存在する天然殺菌物質である。分子量14,300程度塩基性タンパク質で、細菌細胞細胞壁加水分解する酵素である。微生物侵入して来ると、このリゾチームが働いて微生物溶かす。このリゾチームの存在があるからこそ、目、口や腟を清潔に保つことができるのである

リゾチーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/03 00:37 UTC 版)

リゾチーム(Lysozyme,EC 3.2.1.17)とは、真正細菌細胞壁を構成する多糖類加水分解する酵素である。この作用があたかも細菌を溶かしているように見えることから溶菌酵素とも呼ばれる。ヒトの場合涙や鼻汁、母乳などに含まれている。工業的には卵白から抽出したリゾチームが食品医薬品に応用されている。この酵素は1922年アレクサンダー・フレミング(ペニシリンの発見でノーベル医学生理学賞を受賞した著明な細菌学者、Alexander Fleming)によって発見され、溶菌をあらわすlysisと、酵素をあらわすenzymeからLysozymeと命名された。




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