しょうおん‐き〔セウオン‐〕【消音器】
サイレンサー
消音器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/11 02:35 UTC 版)
消音器(しょうおんき)、サイレンサー (silencer)は、発生した不要とされる音の知覚を軽減する装置のことである。様々な機器に対応したものが作られている。音を熱など別のエネルギーに変換する、知覚できない周波数に変換する、不快に感じない別の音を加えるなどの方法などがある。
原動機における消音器
自動車および自動二輪車のマフラー (排気管)内部にある、円柱・角柱あるいは太鼓状のもの。内部には吸音材が組み込まれている。
楽器における消音器
練習時などに楽器の出す音を小さくするためのもの。類似のものに弱音器(ミュート)がある。ただし、音色が変化するため実演奏の表現手段として使われることもある。
また、エレクトリック・ギターのノイズをシャットする機器の名称。
トイレにおける消音器
排泄時の音を他人に聞かれないように、スピーカーから水流音などを流してその音を聞きにくくする装置。主に女性用トイレに設置されている。日本特有であると言われる[1]。
銃器における消音器
銃声を小さくするための装置。発砲を隠蔽する他、突入作戦などで人質の聴覚を保護するためにも用いられる。
出典
- ^ 男も「音姫」 江戸の殿様にも遡る、日本の音消し文化NIKKEI WOMAN SMART 2016年10月22日
関連項目
消音器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 07:03 UTC 版)
練習用に、楽器の響きを押さえ音量を落とすために用いる器具は消音器またはプラクティスミュートと呼ばれ、演奏に用いる弱音器とは通常別物である。金属製、または駒の上辺をおおう大きなゴム製のものなどがある。音量を落とす目的は深夜の練習の際など周辺に配慮するためが多いが、ユーディ・メニューインは消音器を付けた練習を「演奏を肌で感じ、音の性格に精神を集中させることができる」効用があると推奨していた。
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消音器
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