鶴八鶴次郎とは? わかりやすく解説

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つるはちつるじろう〔つるハチつるジラウ〕【鶴八鶴次郎】

読み方:つるはちつるじろう

川口松太郎短編小説昭和9年(1934)発表著者による「芸道もの」の代表作。「風流深川唄」「明治一代女」と併せて昭和10年(1935)に第1回直木賞受賞昭和13年1938)、昭和31年(1956)に映画化


鶴八鶴次郎

作者川口松太郎

収載図書新・ちくま文学 1 恋はきまぐれ
出版社筑摩書房
刊行年月1994.10

収載図書くらしっく時代小説大きな活字読みやすい本 オールルビ版
出版社リブリオ出版
刊行年月1998.3


鶴八鶴次郎

読み方:ツルハチツルジロウ(tsuruhachitsurujirou)

作者 川口松太郎

初出 昭和9年

ジャンル 小説


鶴八鶴次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 21:19 UTC 版)

鶴八鶴次郎(つるはちつるじろう)は、川口松太郎による短編小説・新派戯曲。「オール読物」の1934年10月号に掲載。翌年、第1回直木三十五賞を受賞。1938年と1956年には映画化、1956年1966年1973年にはテレビドラマ化している。

あらすじ

時は大正時代。舞台は東京。鶴賀鶴八、鶴次郎という新内の名コンビがいた[1]。彼らは、心の中ではお互いに尊敬し好意を抱き合っていたが、芸への熱意から頻繁に喧嘩していた。喧嘩別れをし、鶴八は料亭へ嫁がざるを得なくなった。

映画

1938年版

映画『鶴八鶴次郎(1938年)英語版』:長さは89分。

1956年版

映画の長さは125分[3]。第7回ブルーリボン賞助演男優賞(多々良純)を受賞した作品である。

テレビドラマ

テレビドラマは3度放送されているが、いずれも前後編となっている。

1956年版

1956年10月22日・同年10月29日KRT(現:TBSテレビ)の『ウロコ座』(月曜21:50 - 22:20。武田薬品工業一社提供)で放送。

1966年版

1966年1月6日・同年1月13日フジテレビ系列の『シオノギテレビ劇場』(当時木曜22:00 - 22:45。塩野義製薬一社提供)で放送。

1973年版

1973年12月12日・同年12月19日NET(現:テレビ朝日)系列の『女・その愛のシリーズ』(水曜21:00 - 21:55)で放送。

KRT ウロコ座
前番組 番組名 次番組
虚無僧
鶴八鶴次郎(1956年版)
尾花末露曽我菊
フジテレビ系列 シオノギテレビ劇場
人情話文七元結
鶴八鶴次郎(1966年版)
終末の刻
NET系列 女・その愛のシリーズ
鶴八鶴次郎(1973年)

脚注

  1. ^ 鶴八鶴次郎 - 劇団新派公式サイト
  2. ^ 成瀬巳喜男『鶴八鶴次郎』|山田五十鈴と長谷川一夫のツンデレっぷりに注目【面白すぎる日本映画 第6回】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト”. serai.jp (2017年6月14日). 2021年2月2日閲覧。
  3. ^ 鶴八鶴次郎 : 作品情報”. 映画.com. 2021年2月2日閲覧。
  4. ^ 鶴八鶴次郎(1956年版)”. テレビドラマデータベース. 2021年2月3日閲覧。
  5. ^ 鶴八鶴次郎(1966年版)”. テレビドラマデータベース. 2021年2月3日閲覧。
  6. ^ 鶴八鶴次郎(1973年版)”. テレビドラマデータベース. 2021年2月3日閲覧。

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