塔上の奇術師とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 短編小説作品名 > 塔上の奇術師の意味・解説 

塔上の奇術師

作者江戸川乱歩

収載図書塔上の奇術師・鉄人Q
出版社講談社
刊行年月1988.7
シリーズ名江戸川乱歩推理文庫

収載図書ふしぎな人―江戸川乱歩全集 第21巻
出版社光文社
刊行年月2005.3
シリーズ名光文社文庫


塔上の奇術師

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 14:54 UTC 版)

塔上の奇術師』(とうじょうのきじゅつし)は、月刊娯楽雑誌「少女クラブ」(講談社)に1958年に連載された江戸川乱歩作の少年向け推理小説シリーズの一つである。

概要

少女誌連載を意識してか、少女探偵の花崎マユミだけでなく、中学1年生の女の子3人(淡谷スコ子・森下トシ子・園田ヨシ子)が登場している。

本作ではコウモリ男・赤い道化師・白い幽霊といった奇抜な怪人を演じつつも序盤から怪人二十面相(怪人四十面相)という正体を名乗って悪事にあたっている[1]。「少年探偵団」以来の犯行予告のカウントダウンをする場面も存在する[1]。本作(代作では『ふしぎな人』)を最後に四十面相という表記がなくなり、次回作からは二十面相に戻る。

あらすじ

花崎マユミは学友2人である淡谷スコ子・森下トシ子とともに、古い洋館である時計屋敷でコウモリのような怪人を目撃する。さらに、淡谷家に怪人四十面相から電話があり、24個の宝石を奪うと予告される。

脚注

  1. ^ a b 『僕たちの好きな怪人二十面相』宝島社、2008年12月18日、115頁。ISBN 9784796667579 

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「塔上の奇術師」の関連用語

塔上の奇術師のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



塔上の奇術師のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの塔上の奇術師 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS