妖星人Rとは? わかりやすく解説

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妖星人R

作者江戸川乱歩

収載図書おれは二十面相だ・妖星人R
出版社講談社
刊行年月1988.9
シリーズ名江戸川乱歩推理文庫

収載図書怪人少年探偵江戸川乱歩全集23
出版社光文社
刊行年月2005.7
シリーズ名光文社文庫


妖星人R

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/11 14:06 UTC 版)

妖星人R
作者 江戸川乱歩
日本
言語 日本語
ジャンル 推理小説
シリーズ 怪人二十面相少年探偵団
発表形態 雑誌掲載
初出情報
初出 少年
1961年1月号 - 3月号、5月号 - 12月号
出版元 光文社
刊本情報
刊行 おれは二十面相だ/妖星人R
出版元 講談社
出版年月日 1988年9月8日
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
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妖星人R』(ようせいじんアール)は月刊娯楽雑誌『少年』(光文社)に1961年に連載された江戸川乱歩作の児童向け推理小説シリーズの1作である。ポプラ社の旧版では『空飛ぶ二十面相』と改題されていた。

概要

R彗星の地球へ激突するくらいの接近に便乗し、R星人を名乗る怪人二十面相が日本中の美術品を狙うストーリー[1]

地球と彗星が激突というシチュエーションはSF洋画『地球最後の日』(1951年公開)をイメージソースにしたとされる[2]

作中で、R星人の正体が明智小五郎に怪人二十面相と指摘された直後に、日本中だけでなく世界中が笑い出す描写があるが、この時点で二十面相は世間ではおかしなパフォーマンスをして世の中を騒がせる人物として認知されていることを表している[1]

あらすじ

地球にR彗星が近づく中、不気味なカニ型のR星人が出現する。カニ怪人は美術館の美術品を盗むや否や、密室状態の内部から脱出して逃走する。さらに少年探偵団の井上少年はカニに似た奇妙な老人を見つけるが、老人に透明人間にされてしまう。

脚注

  1. ^ a b 『僕たちの好きな怪人二十面相』宝島社別冊宝島〉、2008年12月18日、120頁。ASIN 4796667571ISBN 978-4-7966-6757-9NCID BB21587204OCLC 1021022806全国書誌番号: 21518453 
  2. ^ 『僕たちの好きな明智小五郎』宝島社別冊宝島〉、2007年6月12日、115頁。ASIN 479665903XISBN 978-4-7966-5903-1NCID BA82412444OCLC 1020994846全国書誌番号: 21248978 

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