耳蝉とは? わかりやすく解説

みみ‐ずく【耳×蝉】

読み方:みみずく

ミミズク科の昆虫体長18ミリくらいで、暗褐色赤褐色胸部背面に耳状突起一対あり、前から見るとミミズクに似る。リンゴ・ナラ・クヌギなどについて吸汁する。

半翅(はんし)目ミミズク科の昆虫総称頭部幅広く葉状。オーストラリア・マレー地方多く分布

耳蝉の画像

耳蝉

読み方:ミミズク(mimizuku)

フクロウ目で、頭側長い羽毛をもつものの総称


耳蝉

読み方:ミミズク(mimizuku)

ミミズク科の昆虫

学名 Ledra auditura


ミミズク (昆虫)

(耳蝉 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 01:23 UTC 版)

ミミズク
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: カメムシ目 Hemiptera
: ミミズク科 Ledridae
: Ledra
: ミミズク L. auditura
学名
Ledra auditura
和名
ミミズク

ミミズク(耳蝉、Ledra auditura)は、カメムシ目ミミズク科に分類される昆虫類。

形状から判るように、系統的にはツノゼミ科や、アワフキムシ類に近く、これらの昆虫と同様に、手を伸ばして捕獲しようとすると、跳躍して逃げる習性がある。

分布

日本北海道(南部)、本州四国九州南西諸島)、朝鮮半島台湾中国大陸

形態

体長1.4-1.8cm。オスよりもメスの方が大型になる。前胸に左右に1つずつ突起があり、この突起がフクロウ科の一部構成種にある耳介状の羽毛(羽角)のように見える事が和名の由来。

幼虫は扁平。メスは前胸の突起がより大型で前方に突出する。

生態

森林などに生息する。出現時期は7-8月。夜間にも活動し、街灯に飛来することもある。

食性は植物食で、植物(クヌギミズナラリンゴなど)に寄生し吸汁する。

参考文献

  • 中根猛彦、植村利夫監修 『原色ワイド図鑑2 昆虫II・クモ』、学習研究社1984年、96、99、227頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 昆虫』、小学館2002年、48頁。


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