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株式分析のサイコロジカルラインとは

 

株式分析のサイコロジカルラインとは、一定期間の株価の上昇した回数と下降した回数から相場の強さを調べるためのテクニカル指標のことです。

サイコロジカルラインは、次の計算式で求めることができます。

計算期間をn日とすると、

株価の上昇した日÷n日×100

になります。

例えば、株価の推移が次のような場合のサイコロジカルラインの値を求めてみます。

日付終値
4/21480
4/31550
4/41600
4/51570
4/61480
4/91540
4/101520
4/111580
4/121650
4/131660
4/161600

計算期間を10日とすると、株価の上昇した日は6日なので、4/16の時点でのサイコロジカルラインの値は次の計算式で求めることができます。

6÷10×100=60

サイコロジカルラインの値は60になります。

ちなみに、計算期間を3日とすると、株価の上昇した日は2日なので、4/16の時点でのサイコロジカルラインの値は66.6になります。

サイコロジカルラインは、株価の上昇幅や下降幅は計算に入れません。株価の上昇幅や下降幅を計算に入れたテクニカル指標はRSIといいます。



上の図は、チャート画面にサイコロジカルラインを描画したものです。

サイコロジカルラインの値が25以下ならば売られすぎ感が高いため買いのエントリーポイントになります。上の図の緑色の丸で囲んだ部分になります。

また、75以上ならば買われすぎ感が高いため売りのエントリーポイントになります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。

なお、計算日数や銘柄によっては、20以下で買いのエントリーポイント、80以上で売りのエントリーポイントとする場合もあります。
(2012年06月16日更新)



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