構文論とは? わかりやすく解説

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こうぶん‐ろん【構文論】

読み方:こうぶんろん

統語(とうご)論


統語論

(構文論 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 07:21 UTC 版)

統語論(とうごろん、: syntax)とは、ヒト人間言語(いわゆる自然言語)において構成(combine)される仕組み[1]、または、それ以外の形式言語なども含む言語学の対象である言語一般において文が構成される仕組み、及びそれを扱う言語学の一分野[1]である。統辞論(とうじろん)、構文論(こうぶんろん)ともいう。


  1. ^ a b c d Tallerman 2011, p. 1


「統語論」の続きの解説一覧

構文論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 01:46 UTC 版)

義務論理」の記事における「構文論」の解説

標準義務論理は、様相論理KD相当する論理である。したがって古典論理公理系に、次の公理推論規則とを追加したものが標準義務論理公理系である。 公理K: O ( A → B ) → ( O AO B ) {\displaystyle O(A\to B)\to (OA\to OB)} 公理D: O A → ¬ O ¬ A {\displaystyle OA\to \lnot O\lnot A} 必然規則: A {\displaystyle A} が無仮定証明可能ならばO A {\displaystyle OA} もまた無仮定成立する公理Kおよび公理Dを日本語表現すると、それぞれ次のうになる。 「A ならば B」でなければならないならば、「A でなければならないならば B でなければならない」。 A でなければならないならば、A でもよい。 前者直観的な意味は、 O ( A → B ) → ( O AO B ) {\displaystyle O(A\rightarrow B)\rightarrow (OA\rightarrow OB)} を同値命題 ( O ( A → B ) ∧ O A ) → O B {\displaystyle (O(A\rightarrow B)\wedge OA)\rightarrow OB} に置き換える理解しやすい。これは例えば、「『慈悲深い人は寄付する』が成り立つべきだ」と「慈悲深くあるべきだ」から「寄付すべきだ」を導く論法相当するまた、許可演算子 P と禁演算子 F は、各々義務演算子用いて次のように定義されるP A := ¬ O ¬ A {\displaystyle PA:=\lnot O\lnot A} F A := O ¬ A {\displaystyle FA:=O\lnot A} FA は、「A であってならない」という意味である。

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構文論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 04:56 UTC 版)

Comprised of」の記事における「構文論」の解説

Comprise動詞であるものの、comprised は、of が頭に付く前置詞句補語にとると形容詞である。動詞comprise(もちろん前置詞過去分詞のcomprisedも含む)と形容詞comprisedの違いは、おそらくcompose(d) の例で最も簡単に理解できるだろう。 この話題を扱う際には、ほとんどの場合、is composed ofとis compised ofを受動態として誤って話してます。これらは受動態ではありません。音楽的文学的な意味でのcomposeには受動態ありますが(例文: The Moonlight Sonata was composed by Beethoven)、部分/全体の意味では受動態がありません。誰も *Brass is composed by copper and zinc とは言いません。その代わりBrass is composed of copper and zincとなり、理解されるby-フレーズはありません。 具体的には、"comprised of" 内のcomprisedは、「分詞形容詞」である。 英語には、ofで始まる前置詞句補語にする形容詞数多くある。一般的な例としては、afraid("He's afraid of spiders")、aware("They were aware of the dangers")、convinced("They became convinced of their strength")などがある。 動詞から形容詞への品詞転換過程で、補語が変わることがある動詞compriseはofで始まる前置詞句を必要としないその意味さておき、*"The book comprises of a hundred pages" は非文法的である。しかし、形容詞のcomprisedはofを必要とする:*"The book is comprised a hundred pages "も*"The book is comprised "も非文法的である。文法的には、これは動詞composeから形容詞composedへの品詞転換様式である(ただし、意味的に問題はより複雑である)。 しかし、"The book comprises a hundred pages" という文は非文法的でも同語反復でもない

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構文論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 14:17 UTC 版)

ソマリ語の文法」の記事における「構文論」の解説

ソマリ語には、意図関心焦点がどの句に位置するかを示すための方法いくつかある。話題または焦点構造である。単語 "buu"、"ayaa"、"waxaa" は名詞または名詞句焦点を置く。 例: John baa baxay - ジョンは「焦点」(baa出て行ったJohn ayaa baxay - ジョンは「焦点」(ayaa)出て行った。 Waxaa baxay John - 「焦点」(waxaa)出て行ったジョンは。 このように単語 baa、ayaa、waxaa は誰が出て行ったのかという問題無意識に心に抱かせる。つまり、焦点を置くのは名詞である。 ソマリ語には、動詞動詞句焦点を置く単語 waa もある。 例: John waa baxay - ジョンは「焦点」(waa)出て行った。 Waa は、ジョン何をしたのかという問題を心に抱かせるので、今まで見たものとは異なる。つまり、焦点を置くのは動詞である。 ソマリ語の文は一般的に主語-目的語-述語」(SOV)の語順である。名詞には数、性(男性女性か)によって、また文の中での格や役割によって異な声調がある。

※この「構文論」の解説は、「ソマリ語の文法」の解説の一部です。
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