しゅうしょく‐ご〔シウシヨク‐〕【修飾語】
修飾語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/21 01:30 UTC 版)
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種類
連体修飾語
修飾語の中で体言(名詞、代名詞)を修飾するものを連体修飾語という。
例えば、「青い空」の形容詞「青い」が名詞「空」の連体修飾語である。また、「窓のそばに立っている少年」の場合、「窓の」(名詞+格助詞「の」)が名詞「そば」の連体修飾語であり、「立っている」(動詞「立つ」の連用形+接続助詞「て」+補助動詞「いる」)が名詞「少年」の連体修飾語である。この場合において、「窓のそばに立っている」は「少年」の連体修飾部である。
なお、連体修飾語(または連体修飾部)とそれを受ける体言からなる句は、名詞句となる。この例で言えば、「窓のそば」や「立っている少年」、「窓のそばに立っている少年」が名詞句である。
連体修飾語になる品詞
格助詞「の」 | 「私のペン」 |
---|---|
形容詞 | 「美しい絵」 |
形容動詞 | 「きれいな花」 |
連体詞 | 「この本」 |
用言または活用連語の連体形 | 「飛ぶ鳥」「咲かない花」「気取った言葉遣い」 |
連用修飾語
修飾語の中で用言(動詞、形容詞、形容動詞)を修飾するものを連用修飾語という。
例えば、「彼は非常に勇敢だ」の副詞「非常に」が動詞「勇敢だ」の連用修飾語である。また、「そばに仁王立ちで立っている」の場合、「そばに」(名詞+格助詞「に」)及び「仁王立ちで」(名詞+格助詞「で」)がそれぞれ「立っている」の連用修飾語である。この場合において、「そばに仁王立ちで」は「立っている」の連用修飾部である。
なお、連体修飾語が連用修飾語に係る関係である場合は、それらを含めて連用修飾部となる。前節の例で言えば、「窓のそばに立っている」の「窓のそばに」が、「立っている」の連用修飾部である。これは、連体修飾語「窓の」が連用修飾語「そばに」に係る関係であるためである。更に、連用修飾語(または連用修飾部)とそれを受ける用言(または活用連語)の連体形からなる句は、連体修飾部となる。前節の例で言えば、「そばに立っている少年」の「そばに立っている」が、「少年」の連体修飾部である。
連用修飾語になる品詞
動詞の連用形+付属語 | 「跳ねるように舞う」 |
---|---|
形容詞の連用形 | 「美しく踊る」 |
形容動詞の連用形 | |
副詞 | 「とてもきれいだ」 |
格助詞「を」、「に」、「へ」、 「と」、「から」、「より」、「で」 |
「花を植える」「学校に(へ)行く」「友達と遊ぶ」 「家から遠い」「私より大きい」「学校で遊ぶ」 |
「跳ねるように」は助動詞「ようだ」の連用形を伴っているが、この1文節で「舞う」に係る連用修飾語である。
関連項目
修飾語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 06:43 UTC 版)
修飾語はいくつかの例外(例えば名詞第1型の生格)を除いて基本的に被修飾語の後ろに置かれる。つまり、被修飾語・修飾語1の正格・修飾語2の正格・・・となるが、修飾語の順は日本語とは逆である(つまり、日本語では「…修飾語2>修飾語1>被修飾語」の順となる)。 Bœrh Parhynr (パリューニュ子爵) Lonh dreur Haïder(ハイド伯爵閣下)
※この「修飾語」の解説は、「アーヴ語」の解説の一部です。
「修飾語」を含む「アーヴ語」の記事については、「アーヴ語」の概要を参照ください。
修飾語
「修飾語」の例文・使い方・用例・文例
- それらは名詞修飾語と呼ばれています。
- このようなものを修飾語と呼ばずに、付加語(A)と呼んでいる文法書もあります。
- 「修飾語」は、その名前のとおり、文を飾る役目をします。
- 見当ちがいの修飾語
- (修飾語について)別の単語の後に置かれる
- 修飾語によって修飾することができる内容語
- それが修飾している意味を強める以外のほとんどの意味を持たない修飾語
- 名詞句の指示対象を決定する名詞修飾語の限られたクラスの1つ
- 別のもの(それが付けているベースの前にそれが文で変更する単語の前の修飾語を置くか、または貼付を置くとしての)の前の1個の言語要素の入賞
- 名詞と修飾語句の代わりに2つの名詞を結んで1つの意味を表現する修辞法
- 目的語とその修飾語からなる文の成分
- 文中で,主語とその修飾語から成る部分
- 修飾語によって意味を限定される語
- 文の成分としての連体修飾語
- 連用修飾語
修飾語と同じ種類の言葉
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