句の語順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:07 UTC 版)
Dryer (2013f, g) は Shoemaker & Shoemaker (1967:252–253) からそれぞれ「所有者-被所有者」、「名詞-形容詞」の語順が優勢であると解釈している。木村(1988)も形容詞については被修飾語のすぐ後ろに来ると述べている。 例: ekʷa-oˀi-ha グロス: 1sg.poss-兄弟-poss 訳: 「私の兄弟の」 kʷeitata-sisi-biso nee-kʷana グロス: 小川-小さい-細い とても-pl 訳: 「いくつかの狭い小川」
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句の語順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:33 UTC 版)
修飾語 + 被修飾語: 形容詞 + 名詞、副詞 + 動詞など。SOV 型に多い。 被修飾語 + 修飾語: 名詞 + 形容詞、動詞 + 副詞など。VSO 型に多く、SVO 型にも比較的多い。 日本語は総合的に見て常に「修飾語 + 被修飾語」の語順である。例えば、この「日本語は総合的に見て常に「修飾語 + 被修飾語」の語順である」と言う文を分析すると、 「である」 - 何が「である」なのか? 「語順である」 - どのような語順か? 「「修飾語 + 被修飾語」の語順である」 - どのような時そのような語順か? 「常に「修飾語 + 被修飾語」の語順である」 - どのような見地からか? 「総合的に見て常に「修飾語 + 被修飾語」の語順である」 - どの言語がそうなのか? 「日本語は総合的に見て常に「修飾語 + 被修飾語」の語順である」 と、常に修飾語(限定語・句)が被修飾語(被限定語・句)に先行する。「金を失くした!」を「失くした、金を!」と倒置するのは、話者が昂奮していてしどろもどろになっている時や、強調する効果を狙って意図的に行う時ぐらいしかない。
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