修飾核酸塩基
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:00 UTC 版)
DNAとRNAには、核酸の鎖が形成された後に修飾が行われた、非標準的な塩基も含まれている。DNAでは、最も一般的な修飾塩基は5-メチルシトシン(m5C)である。RNAには多くの修飾塩基が存在し、シュードウリジン(Ψ)、ジヒドロウリジン(D)、イノシン(I)、7-メチルグアノシン(m7G)などがみられる。 ヒポキサンチンとキサンチンは変異原の存在下で形成される多くの塩基のうちの2つであり、どちらも脱アミノ化(アミン基のカルボニル基への置換)によって生じる。ヒポキサンチンはアデニンから、キサンチンはグアニンから産生され、また、ウラシルの脱アミノ化によってシトシンが生じる。
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