文の成分とは? わかりやすく解説

文の成分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/08 02:55 UTC 版)

文の成分、または文(の)要素(sentence element)とは、またはにおける各語句の、機能的な分類。品詞と共に、文法の説明においてよく用いられる。奥田靖雄鈴木重幸らは文の部分と呼んでいる。

各成分・要素は、通常「~語」という呼称になるが、複数の語をまとめて指す場合は「~部」と呼ぶことが多い。

言語や論者により、分類法や意味が若干異なる。

一覧

  • 主語(subject)
  • 述語(predicate)
  • 目的語(object)
  • 同格語(appositive)
  • 補語(complement)
  • 付加語(adjunct、またはadverbial (副詞類))
  • 修飾語(modifier)
  • 独立語

関連項目


文の成分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:59 UTC 版)

日本語」の記事における「文の成分」の解説

文を主語・述語から成り立つと捉える立場でも、この2要素だけでは文の構造十分に説明できない主語・述語には、さらに修飾語などの要素付け加わって、より複雑な文が形成される。文を成り立たせるこれらの要素を「文の成分」と称する学校文法中学校国語教科書)では、文の成分として「主語」「述語」「修飾語」(連用修飾語連体修飾語)「接続語」「独立語」の5つ挙げている[要出典]。「並立語並立の関係にある文節/連文節どうし)」や「補助語・被補助語(補助の関係にある文節/連文節どうし)は文の成分(あるいはそれを示す用語)ではなく文節/連文節どうしの関係を表した概念であって、常に連文節となって上記五つ成分になるという立場学校文法立っている。したがって、「並立の関係」「補助の関係」という用語(概念)を教科書では採用しており、「並立語」「補助語」という用語(概念)については載せていない教科書主流である[要出典]。なお「連体修飾語」も厳密にいえばそれだけでは成分にはなり得ず、常に被修飾語連文節構成して文の成分になる。 学校図書を除く四社教科書では、単文節でできているものを「主語」のように「-語」と呼び連文節でできているものを「主部」のように「-部」と呼んでいる。それに対し学校図書だけは、文節/連文節どうしの関係概念を「-語」と呼びいわゆる成分(文を構成する個々最大要素)を「-部」と呼んでいる[要出典]。

※この「文の成分」の解説は、「日本語」の解説の一部です。
「文の成分」を含む「日本語」の記事については、「日本語」の概要を参照ください。

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