文の家かしくとは? わかりやすく解説

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文の家かしく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 04:57 UTC 版)

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文の家 かしく(ふみのや かしく)は、落語名跡。江戸と上方の二流あるが、2代目の死後は、いずれも空き名跡となっている。なお、上方初代は主に艶文亭かしくを名乗ったが、便宜上、この項に含める。

「かしく」は女筆で手紙の文末に書く決まり言葉で、「かしこ」と同じ。


江戸2代目 ふみ かしく(可祝かしく
本名 柳沢 彦一郎
生年月日 1898年5月28日
没年月日 (1980-02-22) 1980年2月22日(81歳没)
師匠 5代目柳亭左楽
2代目桂小文治
名跡 1.柳亭喜楽(不詳)
2.柳亭左鶴(不詳)
3.桂小文吾(不詳)
4.桂やの治(? - 1928年)
5.2代目文の家かしく(1928年 - 1956年)
6.文の家可祝(1956年 - 1980年)
活動期間 ? - 1980年
活動内容 落語家
音曲師
幇間
落語芸術協会下座
所属 落語芸術協会

経歴

  • 初め5代目柳亭左楽門下で柳亭喜楽。のちに柳亭左鶴に改名。
  • 一時幇間に転じる。
  • 大震災後に2代目桂小文治門に移る。桂小文吾から桂やの治に改名。
  • 1928年11月、2代目文の家かしくを襲名。
  • 1956年頃、文の家可祝に改字。
  • 初代同様に音曲を得意としたが、晩年は喉を潰し、専ら落語芸術協会で下座を務める。

参考文献

  • 『落語系圖』(月亭春松編)
  • 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
  • 『ご存じ古今東西噺家紳士録』(CD-ROM、APP、2005年)




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