文の構成要素とは? わかりやすく解説

文の構成要素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 05:36 UTC 版)

松下文法」の記事における「文の構成要素」の解説

松下理論においては、文の構成要素は次のものからなる。 断句文に相当 詞文を直接構成する要素 原辞形態素に相当 「詞」と「原辞」には、統語論要素形態論要素というレベル区別が担わされている。例えば、名詞を」「桜」はともに詞であり、「桜」はまた原辞でもある。これは形態論における自由形式統語論における語にもなることを考えると理解しやすいだろう一方「を」は原辞であって、これ単独では詞になりえない(束縛形式にあたる)。詞である「桜」のような名詞とともにさらに大きな詞を構成して断句の要素となる。 詞は断句を構成する要素であるが、詞が集まれば必ず断句となるわけではないことは経験上知られていることであろう。では松下理論では断句を成立させる要件どのようなものであろうか。詞の間に緊密な関係を持ち、そしてそのような複合体が他のものに従属してない場合、断句となり得る。しかしこれだけではなり得るだけで断句とはいえない。断句となる為には、要件備えている複合体が「統覚」という統一性帯びて断句となる。

※この「文の構成要素」の解説は、「松下文法」の解説の一部です。
「文の構成要素」を含む「松下文法」の記事については、「松下文法」の概要を参照ください。

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