統辞論とは? わかりやすく解説

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とうじ‐ろん【統辞論】

読み方:とうじろん

統語論(とうごろん)


統語論

(統辞論 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 07:21 UTC 版)

統語論(とうごろん、: syntax)とは、ヒト人間言語(いわゆる自然言語)において構成(combine)される仕組み[1]、または、それ以外の形式言語なども含む言語学の対象である言語一般において文が構成される仕組み、及びそれを扱う言語学の一分野[1]である。統辞論(とうじろん)、構文論(こうぶんろん)ともいう。


  1. ^ a b c d Tallerman 2011, p. 1


「統語論」の続きの解説一覧

統辞論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 01:10 UTC 版)

個別言語学」の記事における「統辞論」の解説

日本語の場合も、主語があり、目的語があり、動詞があることに変わりないが、どの単語主語で、目的語かを示すのに、日本語は、不変化の名詞語尾に、「格助詞」を接尾させて表現する西欧古典語であるラテン語古代ギリシア語場合は、すべての名詞について、主語を示す「主格」、目的語を示す「対格目的格)」などの特有の語尾変化屈折語尾)によって示される文法格」が存在し、これによって、どの単語主語目的語かを示すことができる。 一見すると日本語格助詞は、ラテン語などの「屈折語尾」に対応しているように見えるが、ラテン語などの場合日本語の「名詞そのもの」に当たる不変化形が存在しない日本語の「はな(花)」は、これで植物のある要素示しており、この形で、主語でもなければ目的語でもないラテン語場合、flos(フロース)という単語存在するが、これは「主格」の形であり、「格」を外した日本語の「はな」のような不変単独形は存在しない日本語には、格変化存在していないのであり、インド・ヨーロッパ語族言語文法、統辞論では欠かすことのできない格変化概念規則が、日本語はまった不要である。 また、ラテン語の flos は、男性名詞であり、ラテン語すべての名詞は、男性女性中性三つの「文法性」のどれかであるが、日本語名詞には、「文法性」の概念一切存在していない(日本語には、「男言葉」「女言葉」が存在するが、これは日本語学における重要な文体的指標一つではあっても、印欧語等の文法性とは別ののである)。

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統辞論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/26 17:20 UTC 版)

朝鮮民主主義人民共和国の文法論」の記事における「統辞論」の解説

統辞論(문장론)はソ連言語学踏襲して単語単語結びつきに関する部門と、文に関する部門2つ部門大きく分かれる

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統辞論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 04:01 UTC 版)

リュディア語」の記事における「統辞論」の解説

リュディア語基本的にSOV型であるが、文の構成要素動詞次に移動させることがあるリュディア語後置詞少なくとも1つある。通常名詞修飾する語は修飾される名詞前に置かれる

※この「統辞論」の解説は、「リュディア語」の解説の一部です。
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