検証
検証とは、しっかり調べて事実を確認すること、および、その確認のために行う作業のことである。一般的には、真偽が疑われる状態の事柄の真偽を確定させるための調査、あるいは、仮説が正しいことを証明するために行われる計算や考察など指す。
「検証」の「検」の字は、「調べる」ことを意味する字である。訓読みでは「あらためる(検める)」と読まれることがある。とりわけ真偽・真贋・可否などを念入りに調べるという意味合いを含むことが多い。検の字を含む漢語表現の例としては、検査、検索、検討、検挙、検閲、検死、検印、検定、などが挙げられる。
検証の「証」の字は、「(間違いない・確かであるということを)明らかにする、または、明らかである」という意味がある。「証」の字は「あかし」とも読まれるが、これ自体が「証拠」「証明」の意味である。
法律関連の文脈では、事件の現場や人や物を直に見聞き(五官を使って知覚認識)する行為をことでことを検証という。検証は証拠資料を得るための処分として裁判所に認められている。
「検証」の類語・類似表現としては「検査」「検討」「立証」などが挙げられる。
「検査」は入念に調べるという意味において「検証」と共通するが、必ずしも「真偽を明らかにする」というニュアンスを伴うとは限らない。
「検討」は「よく調べて考える」という意味であり、「よく調べる」よりも「考える」の方に重きの置かれた語といえる。真偽を明らかにするニュアンスは必ずしも含まれるとは限らない。
「立証」は「証拠を挙げる」または「(証拠を挙げることで)正しいことを明らかにする」という意味の語である。「検証」は真偽の《確認》に焦点を当てており、確認結果が前提と食い違う場合もあるが、「立証」は「前提や仮定が正しいことを明確にする」というニュアンスをおのずから含む。
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【×縑×緗】
けん‐しょう【健勝】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【兼掌】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【剣匠】
けん‐じょう〔‐ジヤウ〕【▽勧賞】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【憲章】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【懸章】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【懸賞】
読み方:けんしょう
1 すぐれた作品、クイズの正解者、また、捜し物を見つけ出した人などに与えるという条件で、賞金や賞品をかけること。また、その賞金・賞品。「—がつく」「—に当たる」「—小説」
2 相撲で、企業などが、主に幕内力士の取組にかける賞金。1本が6万2000円(平成30年現在)。「大相撲夏場所千秋楽に132本の—がかけられる」
けん‐しょう【検証】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【肩×牆】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【肩章】
けん‐しょう〔‐セウ〕【×腱×鞘】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【見性】
けん‐しょう【見証】
けん‐しょう【謙称】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【賢将】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【賢相】
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【顕彰】
けんしょう〔ケンセウ〕【顕昭】
読み方:けんしょう
[1130ころ〜1210ころ]平安末・鎌倉初期の歌人・歌学者。藤原顕輔(ふじわらのあきすけ)の養子。義兄清輔とともに六条家歌学を大成。著「袖中抄(しゅうちゅうしょう)」「古今集註」など。
けん‐しょう〔‐シヤウ〕【顕正】
けん‐しょう【顕証】
懸鐘 (けんしょう)
けんしょうと同じ種類の言葉
- けんしょうのページへのリンク