六条家とは? わかりやすく解説

ろくじょう‐け〔ロクデウ‐〕【六条家】

読み方:ろくじょうけ

平安末期から鎌倉初期にかけて栄えた和歌家系京都六条烏丸住んだ藤原顕季(ふじわらのあきすえ)を祖とし、顕輔(あきすけ)・清輔・顕昭(けんしょう)などすぐれた歌人歌学者を出した趣向重んじる歌風で、藤原俊成定家御子左(みこひだり)家と対立したが、南北朝時代断絶源経信・俊頼の六条源家(げんけ)と区別するため、六条藤家(とうけ)ともいう。


六条家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 17:54 UTC 版)

六条家(ろくじょうけ)は、村上源氏久我家庶流にあたる公家華族。公家としての家格羽林家、華族としての家格は子爵[1]


注釈

  1. ^ 国立歴史民俗博物館の『旧高旧領取調帳データベース』によれば幕末期の六条家領は山城国乙訓郡大藪村のうち100石、山城国乙訓郡菱川村のうち45石、山城国乙訓郡鶏冠井村のうち115石、山城国紀伊郡竹田村のうち5石2升であり、合計4村・265石2升。
  2. ^ 中納言からそのまま大納言になることを直任といい、中納言を一度辞してから大納言になるより格上の扱いと見なされていた。叙爵内規は歴代当主の中にこの大納言直任の例があるか否かで平堂上家を伯爵家か子爵家かに分けていた[6]

出典

  1. ^ a b c 小田部雄次 2006, p. 339.
  2. ^ a b c 倉本 2019, p. 247.
  3. ^ 朝日日本歴史人物事典『六条有房』 - コトバンク
  4. ^ a b c d 太田 1934, p. 6573.
  5. ^ a b c 華族大鑑刊行会 1990, p. 288.
  6. ^ 浅見雅男 1994, p. 118.
  7. ^ 白峯神宮. “一般社団法人 日本文化振興会 当会の沿革”. 日本文化振興会. 2022年11月16日閲覧。
  8. ^ 冷泉為純の四男。
  9. ^ 久世通根の二男。
  10. ^ 系図纂要』は有言の子とする。


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