高松家
高松家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:08 UTC 版)
「風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事における「高松家」の解説
高松 道久(たかまつ みちひさ) 入間郡所澤村に100石の知行地を得る、三河以来の名門旗本で、職録100俵の公儀番方小十人衆の役目にあったが、御家人の妻中山絵梨と共に川の中から死体で発見された。その遺体は心中に見せかけられていたが、渋井鬼三次は他殺だと看破した。また、何に使ったのか分らない50両の借金を遺していた。 実は信正の密偵であり、石井彦十郎に接触し、柳屋の阿片密貿易について探っていたが、正体が露見して石井と長治に殺された。 高松 安曇(たかまつ あずみ) 道久の妻。29歳。市兵衛と共に家政の立て直しに奔走し、やがて市兵衛から算盤の手ほどきを受けるようになる。その中で、市兵衛にほのかな恋心を抱くようになった。しかし、「算盤が好きです」という言葉だけで、ついにその想いを口にすることはなかった。 高松 頼之(たかまつ よりゆき) 8歳。父道久の不審死の後、家名家禄を安堵され、高松家当主となった。頭が良く、頑固一徹の気性。当初は、算盤侍である市兵衛のことを軽く見ていたが、次第に敬愛するようになっていった。 庄二郎の話を聞いて、父の死に長治が関係していると知ると、市兵衛の反対を押し切って長治の元に乗り込んだ。話し合いの途中で気持ちの抑制が効かなくなり、丹波の遺体が発見されたことを口走ってしまったため、長治の手の者に襲われるが、市兵衛の風の剣に救われる。 大原 甚右衛門(おおはら じんえもん) 高松家の老家士。 高松家では、他に下働きの清助(せいすけ)・おきね夫婦を雇っている。
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