連星とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 宇宙 > 連星 > 連星の意味・解説 

れん‐せい【連星】

読み方:れんせい

二つ上の恒星互いに引力及ぼし合い、共通の重心周囲公転運動しているもの。最も明るい星を主星、暗い星を伴星とよぶ。見え方によって、実視連星分光連星食連星食変光星)などに分類

[補説] (主な連星)シリウスプロキオンアンタレスアルデバラン、(三重連星)リギル‐ケンタウリ、(四重連星)カペラ、(五重連星)スピカ、(六重連星)カストル

「連星」に似た言葉

連星 binary star

二つの星がお互い引力引き合い、共通重心回り軌道運動している系。恒星半分以上は、連星や多重連星系構成しており、その多くは星が接近しているために肉眼個々分離できないが、スペクトル測る二つスペクトル線重なって現れることから連星であることが分かる

松平 頼暁:連星

英語表記/番号出版情報
松平 頼暁:連星作曲年1990年 

連星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 13:53 UTC 版)

連星(れんせい、: Binary star)とは2つの恒星が両者の重心(共通重心)の周りを軌道運動している天体である[1]双子星ふたごぼしとも呼ばれる。連星は、地球から遠距離にあると、一つの恒星と思われ、その後に連星である事が判明する場合もある。この2世紀間の観測で、肉眼で見える恒星の半数以上が連星である可能性が示唆されている[2][3][4]。通常は明るい方の星を主星、暗い方を伴星と呼ぶ。また、3つ以上の星が互いに重力的に束縛されて軌道運動している系もあり、そのような場合にはn連星またはn重連星などと呼ばれる。




「連星」の続きの解説一覧

連星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 15:27 UTC 版)

アンドロメダ座オメガ星」の記事における「連星」の解説

アンドロメダ座ω星 (A) が、視覚的に分離できない連星であることが、2010年代になって明らかになってきた。 元々、アンドロメダ座ω星のスペクトル型は、F型準巨星であるとみられていた。絶対等級が、主系列星である場合より4分の3等級明るかったからである。しかし、後発分類では主系列星とされ、また、絶対等級明るさ単独星でないことで説明できる、という主張もあった。 アンドロメダ座ω星のスペクトルは、連星であることを示す吸収線二重の谷や、視線速度変化はみられなかった。ただし、吸収線輪郭には、単独成分場合一致しないくぼみがみられた。その後オート=プロヴァンス天文台の91cm望遠鏡による高分散分光観測重点的に行った結果吸収線輪郭みられるくぼみは、幅の広い2本の吸収線重なり合った結果考えるのが妥当との結論至りアンドロメダ座ω星のスペクトルは、2つ恒星合わさったものと考えられるようになった。更に、ウィルソン山天文台光学干渉計による観測から、連星の離角方位角及びその時変化推定した結果、連星であることは確実となったアンドロメダ座ω星 (A) 系を形成する2つ恒星は、スペクトル型がF3 VとF5 Vというよく似たF型主系列星考えられる公転周期は約255日で、質量大きい方が太陽の9割から太陽程度小さい方が太陽の8割から9割程度推定される

※この「連星」の解説は、「アンドロメダ座オメガ星」の解説の一部です。
「連星」を含む「アンドロメダ座オメガ星」の記事については、「アンドロメダ座オメガ星」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「連星」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

連星

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 02:56 UTC 版)

名詞

れんせい

  1. 天体二つ恒星互い重力引かれ合って共通重心周りまわっているもの。

発音(?)

れ↗んせー

関連語

翻訳


「連星」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



連星と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「連星」の関連用語

連星のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



連星のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日本惑星協会日本惑星協会
All rights reserved. The Planetary Society of Japan 2024.
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの連星 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアンドロメダ座オメガ星 (改訂履歴)、とある飛空士への夜想曲 (改訂履歴)、三体問題 (改訂履歴)、オリオン座パイ5星 (改訂履歴)、カシオペヤ座V509星 (改訂履歴)、TOI-1338 (改訂履歴)、GJ 3021 (改訂履歴)、GSC 02620-00648 (改訂履歴)、アンドロメダ座ウプシロン星 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの連星 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS