とかげ座
名称:とかげ座(蜥蜴座)
学名:Lacerta
小分類:北半球
構成する主な星雲、星団、恒星:―
神話の主な登場人物:―
日本で観測できる時期:7月〜2月の約8ヵ月間
見ごろの季節:秋(20時正中は10月下旬)
秋の北の空に昇る星座で、ケフェウス座の東に位置する小さな星座です。17世紀末にヘヴェリウスという学者が作った星座で、は虫類のとかげをかたどっています。4等星以下の暗い星座ですが、星の並びがジグザグで分かりやすく、比較的見つけやすい星座だといえます。
1.見つけ方のポイント
秋の北の空に現われる星座です。ケフェウス座の五角形の底辺を、ペガスス座の秋の大四辺形の方に伸ばすと、その途中に8個の星がジグザグに並んでいるのが見つかります。それがとかげ座で、明るい星はないものの、形に特徴があるので、比較的見つけやすいと思います。
2.神話の内容について
1690年にに、ポーランドの天文学者ヨハンネス・ヘヴェリウスが創設した星座のひとつです。最初ヘヴェリウスは、「いもり座」と呼んでいました。
3.同じ時期に見える星座について
秋の北の空に昇る星座で、北天の星座と一緒に見えます。天頂近くに昇る10月頃なら、北(下方向)にはケフェウス座やこぐま座、東にはアンドロメダ座やカシオペア座が見えます。また西にははくちょう座やこと座、南(天頂方向)にはペガスス座などを見ることができます。
4.主要都市での観測について
日本全国で良好に観測することができるでしょう。
※参考文献:「星座クラブ」沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑」藤井旭著(成美堂出版)、「星座・夜空の四季」小学館の学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行」瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド」沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)
とかげ座
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