デンデラとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > デンデラの意味・解説 

デンデラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:15 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

座標: 北緯26度10分 東経32度39分 / 北緯26.167度 東経32.650度 / 26.167; 32.650

デンデラ

Denderah, Dandarah, دندرة,

Dendera
デンデラ
北緯26度10分 東経32度39分 / 北緯26.167度 東経32.650度 / 26.167; 32.650
 エジプト
ケナ県
等時帯 UTC+2 (EST)

デンデラ英語: Dendera, Denderah, Dandarah, アラビア語: دندرة‎)は、エジプト中部(上エジプト)の町である。ナイル川右岸、カイロより南へ661km、ルクソールより北へ60kmに位置する。県庁所在地であるケナの町の西岸約5kmにある。現地ではダンダラと発音。

古代の名はイウネト (Iunet)、タンテレ (Tantere)、テンティリス (Tentyris) など[1]ギリシャ語名はテンティラ (Tentyra)。上エジプトの第6のノモスとされた[1]

ハトホル神殿

郊外に、女神ハトホルを祀っていたハトホル神殿を中心とするデンデラ神殿複合体遺跡がある。ただし失われた部分も多く、オシリスの礼拝堂前室の天井はデンデラの黄道帯英語版としてルーヴル美術館が収蔵し、遺跡内のその部分には複製が備えられている[1][2]

交通の便が悪く、また宿泊施設がないため、観光客は少ない。1997年ルクソール事件以降、観光客向けの交通路はルクソールからの日帰りバスしかないといわれたこともあった。

脚注

  1. ^ a b c イアン・ショー&ポール・ニコルソン 著、内田杉彦 訳 『大英博物館 古代エジプト百科事典』原書房、1997年、348-351頁。ISBN 4-562-02922-6 
  2. ^ 鈴木八司監修 編 『エジプト』新潮社〈読んで旅する 世界の歴史と文化〉、1996年、101-102頁。 ISBN 4-10-601845-4 

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デンデラ」の関連用語

デンデラのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デンデラのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデンデラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS