デンデンムシノカナシミとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 文学作品 > 児童文学 > 日本の児童文学 > デンデンムシノカナシミの意味・解説 

デンデンムシノカナシミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 08:32 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

デンデンムシノカナシミ』(「でんでんむしのかなしみ」とも)は、新美南吉による創作童話1935年(昭和10年)に発表された。

あらすじ

ある日、でんでん虫(カタツムリ)は「自分の殻の中には『悲しみ』しか詰まっていない」ことにうっかり気付き、「もう生きていけない」と嘆く。そこで別のでんでん虫にその話をするが「私の殻も悲しみしか詰まっていない」と言い、また別のでんでん虫も同じ事を言った。そして最初のでんでん虫は「悲しみは誰でも持っている。自分の悲しみは自分で堪えていくしかない」と嘆くのをやめた。

上皇后美智子との関わり

上皇后美智子は幼少の頃によく聞かされた童話として本作を挙げており、1998年インドニューデリーで行なわれた国際児童図書評議会の基調講演でもこの話を取り上げた[1]

愛知県半田市にある新美南吉記念館では、このことを記念して本作の記念碑が設置されている。

脚注

  1. ^ 両陛下が新美南吉記念館を訪問 高齢医療施設も、帰京 - 47news、2010年6月15日配信、6月16日閲覧

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デンデンムシノカナシミ」の関連用語

デンデンムシノカナシミのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デンデンムシノカナシミのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデンデンムシノカナシミ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS