デンデラの黄道帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 19:50 UTC 版)
「デンデラ神殿複合体」の記事における「デンデラの黄道帯」の解説
詳細は「デンデラの黄道帯(英語版)」を参照 デンデラの黄道帯(十二宮)の彫刻は、後期のギリシャ・ローマ風神殿で見つかったレリーフとして広く知られ、金牛宮(おうし座)や天秤宮(てんびん座)などの形象を含んでいる。屋上にあるオシリスの小祠堂の前室天井にあったこのレリーフは、ナポレオンのエジプト遠征の間に素描が作成され、そして1820年には天井から取り外されて、現在はルーヴル美術館にある。遺跡内のその天井部分には複製が備えられている。プトレマイオス朝のものとしたシャンポリオンの推測が、天文学的配置からも正しいことが分かり、エジプト学者は現在、紀元前初世紀に年代を定めている。
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