白熱電球
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白熱電球(はくねつでんきゅう、英語: incandescent lamp[1]、filament lamp)とは、ガラス球内のフィラメント(抵抗体)のジュール熱による輻射を利用した電球である。フィラメント電球、もしくは白熱球、白熱バルブともいう。ジョゼフ・スワンが発明・実用化したが、本格的な商用化はトーマス・エジソンによるものが最初。LED照明が普及する以前は単に電球といえばこの白熱電球のことを指すほど一般的であった。
- ^ 文部省、日本物理学会編『学術用語集 物理学編』培風館、1990年。ISBN 4-563-02195-4。
- ^ あくまで明るさの目安としてWが使われており、実際の消費電力は高効率白熱電球等では、W表示より低いことがある。
- ^ 80Wの電球がない!?
- ^ 型番等で110Vと謳っているものもある。三洋電機 ホワイト電球
- ^ a b c d e f 松本 2000, p. 154.
- ^ 松本 2000, p. 153.
- ^ a b c d e 松本 2000, p. 155.
- ^ a b c d e f g h “2017-2018 東芝ランプ総合カタログ”. page3.cextension.jp. 東芝ライラック. 2020年4月18日閲覧。
- ^ 石﨑 2011, p. 7.
- ^ a b 石﨑 2011, p. 11.
- ^ 石﨑 2011, pp. 11–12.
- ^ a b 石﨑 2011, pp. 15–17.
- ^ 石﨑 2011, pp. 19–20.
- ^ a b c 石﨑 2011, pp. 18–19.
- ^ 「明るい新標準電球近く売り出し」『日本経済新聞』昭和25年12月13日
- ^ 新聞広告『日本経済新聞』昭和25年10月17日2面
- ^ 石﨑 2011, pp. 20–22.
- ^ 読売新聞 2008年4月5日朝刊 11面記事から一部を引用。
- ^ 東芝ライテック2008年4月14日付プレスリリース
- ^ “政府、白熱電球の販売自粛を要請”. ITmedia (2012年6月13日). 2012年6月14日閲覧。
- ^ “高効率な照明製品の普及促進を関係団体に協力要請しました〜「あかり未来計画」キックオフ会合の開催〜”. 経済産業省 (2012年6月13日). 2012年6月14日閲覧。
- ^ ただし、上記のようにLED電球や電球型蛍光灯の製造コストは高く、必然的に販売価格も高くなる。そのため、安価で売れるという理由で、2013年4月現在でも朝日電器など一部のメーカーでは白熱電球の製造を続けており、家電量販店その他の小売店では、白熱電球の販売を続けている(参照)。
- ^ パナソニック 2012年7月12日付プレスリリース
- ^ “現代社会に欠如しているバイオレット光が近視進行を抑制することを発見-近視進行抑制に紫の光-”. 2019年5月7日閲覧。
- ^ “ようやく追いついた!? LED非常灯の法整備”. 2021年6月21日閲覧。
- ^ 高原淳一. “メタマテリアルによる熱輻射の制御に向けて”. 大阪大学大学院基礎工学研究科. 2019年4月26日閲覧。
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