あんてい‐き【安定器】
安定器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 07:52 UTC 版)
始動電圧が低く高圧パルスを発生させる特別な点灯回路を必要としないが、特性が負特性となっているため安定器が必要となる。安定器には、単純なチョークコイル(あるいは磁気漏れ変圧器)による低力率型と、コンデンサを追加し力率を改善した高力率形が存在するが、現在はほとんどが後者のものである。これらの安定器を用いた場合、高圧水銀灯は始動時に安定時の1.5倍程度の電流が流れるが、これを安定時程度に抑える定電力形安定器と呼ばれるものも有り、電源設備に余裕がない場合や供給電圧の安定しない場合に用いられる。また、水銀ランプ内にフィラメントを内蔵し、安定器が不要なランプ(バラストレス水銀ランプ、チョークレス水銀ランプ)なども存在する。安定器を必要としないがランプの寿命が短く(3/4程度)、発光効率も低い(1/2程度)。
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「安定器」の例文・使い方・用例・文例
- 安定器の効率
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