外来語の表記
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外来語の表記(がいらいごのひょうき)は、1991年(平成3年)2月7日の国語審議会の答申[1]に基づく、同年6月28日の内閣告示第2号[2]。一般の社会生活において、現代の国語(日本語)を書き表すための「外来語の表記」のよりどころを示すもの[注釈 1]。
注釈
- ^ 同日の内閣訓令第1号で、日本の行政機関においては、本告示を外来語の表記のよりどころとして実施すべきことを示している。“平成3年6月28日 内閣訓令第1号 『外来語の表記』の実施について”. 2009年9月20日閲覧。
出典
- ^ “外来語の表記(答申)(抄)”. 2009年9月20日閲覧。
- ^ “平成三年六月二十八日 内閣告示第二号 外来語の表記”. 2009年9月20日閲覧。
- ^ “第2期国語審議会 外来語表記の問題 審議”. 2009年9月27日閲覧。
- ^ 文部省「外来語の表記 (術語表記合同部会報告)」『国語シリーズ27 外来語の表記 資料集』(PDF)明治図書出版、1955年3月30日、1-29頁頁 。2009年9月27日閲覧。
- ^ 「外来語の表記について」『国語シリーズ27 外来語の表記 資料集』、40頁頁 。2009年9月27日閲覧。
- ^ a b 「第20回国語審議会総会議事録抄」『国語シリーズ27 外来語の表記 資料集』、33-39頁頁 。2009年9月27日閲覧。“第2期国語審議会 第20回総会 議事 外来語の表記について”. 2009年9月27日閲覧。
- ^ “第17期国語審議会 第1回総会 審議事項の説明”. 2009年9月27日閲覧。
- ^ “第17期国語審議会 外来語表記委員会”. 2010年2月17日閲覧。
- ^ “第17期国語審議会概要”. 2010年2月17日閲覧。
- ^ a b “第18期国語審議会 外来語表記委員会”. 2010年2月17日閲覧。
- ^ “第18期国語審議会 第4回 総会”. 2010年2月17日閲覧。
- ^ “第18期国語審議会 第7回 総会”. 2010年2月17日閲覧。
- 1 外来語の表記とは
- 2 外来語の表記の概要
- 3 関連項目
外来語の表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 02:23 UTC 版)
1991年、「外来語の表記」が内閣告示・訓令された。これが国語審議会の答申により内閣告示・訓令された最後の施策となった。
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外来語の表記
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主に英語からの借用語が多い。その場合、借用語の綴りはサモア語で発音または表記可能な子音または母音に書き換えられる。 /k/はいくつかの例のように保持される〔Christ→Keriso、club→kalapu、coffee→kofe〕。また/t/は珍しい例である〔se totoniは英語のstockingから借用〕。 /ɹ/はいくつかの例のように/ɾ/に置き換えられる〔Christ→Keriso、January→Ianuari、number→numera〕。 /l/はその他のものに置き換えられる。〔January→Ianuali、herring→elegi〕。 /d/は/t/に置き換えられる〔David→Tavita、diamond→taimane〕。 /g/はいくつかの状況で/k/に置き換えられ〔gas→kesi〕、一時/tʃ/と/ʃ/、/dʒ/は一般的に/s/に置き換えられた〔Charles→Salesi、Charlotte→Salata、James→Semisi〕。 /h/は、いくつかの固有名詞の先頭で保持されるが〔Herod→Herota〕、しかしいくつかの例では/s/に置き換えられたり〔hammer→samala〕、別の例では取り除かれる〔herring→elegi、half-caste→afakasi〕。 /z/は/s/に置き換えられる〔Zachariah→Sakaria〕。 /w/は/v/に置き換えられる〔William→Viliamu〕。 /b/は/p/に置き換えられる〔Britain→Peretania、butter→pata〕。
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外来語の表記
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「チェ」は外来語の原音が[ʧe]であるようなものを表記するに使われる。「ち」の頭子音と母音「え」を組み合わせた音で発音される。チェーン・チェック・チェンジなど。 「ツ」を第1字として小さいア行・ヤ行の仮名をつけたツァ行・ツャ行、「ツァ」「ツィ」「ツェ」「ツォ」「ツャ」「ツュ」「ツョ」は外来音の表記に使用され、その頭子音の音素は/ts/である。ツューリヒ(チューリッヒ)など。ツァ行の頭子音の発音は「つ」の頭子音と同一である。ツァ行には標準のローマ字表記はないが、一般に tsa tsi tse tso と表記される。なお「ツィ」に関しては「外来語の表記」第2表(原音や原つづりになるべく近づけて書き表そうとする仮名)に挙げられており、日本語における発音は「ち」と同じである。 「ヅ」を第1字として小さいア行の仮名をつけた「ヅァ」「ヅィ」「ヅェ」「ヅォ」は標準には存在しない。何か特殊な効果を目的とする場合に使われることがあるかもしれないが、その場合は[ざ」「ずぃ」「ぜ」「ぞ」とほぼ同じ発音になると思われる。 「ティ」「ディ」は外来語の原音が[ti]・[di]であるものを表記するために使われる。「た」「て」「と」の頭子音[t]と母音「い」を組み合わせた音である。慣用的に「チ」「ジ」あるいは「テ」「デ」と発音表記するものがある。スティーム(スチーム)、ラディオ(ラジオ)、スティック(ステッキ)、ディザイン(デザイン) 「トゥ」「ドゥ」は『外来語の表記』第2表に挙げられており、原音が[tu]・[du]であるものを表記するために使われる。日本語では「た」「て」「と」の頭子音[t]・[d]と母音「う」を組み合わせた音で発音される。しかし、一般的には「ツ」「ヅ」あるいは「ト」「ド」で発音・表記されることも多い。トゥー(ツー)・トゥアー(ツアー)・ヒンドゥー教(ヒンズー教)・ハチャトゥリアン(ハチャトリアン)など。 「テュ」は『外来語の表記』第2表に挙げられており、原音が[tʲu]であるものを表記するために使われる仮名である。日本語では「た」「て」「と」の頭子音[t]を口蓋化した[tʲ]と母音「う」を組み合わせた音で発音される。しかし、慣用的に「チュ」と発音表記する場合が多い。テューブ(チューブ)・コステューム(コスチューム)・ステュワーデス(スチュワーデス)・ステュー(シチュー)など。 「デュ」は外来語の原音が[dʲu]であるものを表記するために使われる。日本語では「だ」「で」「ど」の頭子音[d]を口蓋化した[dʲ]と母音「う」を組み合わせた音で発音される。また慣用的に「ジュ」と発音表記されるものもある。デュエット・デュアル・デュース(ジュース)・デュラルミン(ジュラルミン)など。
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外来語の表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 14:02 UTC 版)
「ウィ」「ウェ」「ウォ」は『外来語の表記』の第2表に挙げられており、主に頭子音の原つづりがwであるもの(両唇軟口蓋接近音[w]など)を表記するために使われる。日本語では「わ」の頭子音と母音「い」「え」「お」を組み合わせた音で発音することもあるが、「ウイ」「ウエ」「ウオ」と発音するかまたは[w]を発音せず、そのように表記することも多い。ウィスキー(ウイスキー)、ウェディング(ウエディング)、サンドウィッチ(サンドイッチ)、スウィッチ(スイッチ)。このうち定着率が高いのは「ウォ」であり、ウォッチやウォッシュ、ウォーターなど「ウ」と「オ」に2拍に分けることなく、発音されている。これは、現代日本語の格助詞としての「を」の存在が大きい可能性がある。一方の「ウィ」「ウェ」は上記のようなものが多いが、「ハロウィン」など最近入ってきた語は「ハロウイン」とはならず、「ウィ」「ウェ」と1拍で発音されるようになっている。 「ヴァ」「ヴィ」「ヴ」「ヴェ」「ヴォ」は『外来語の表記』の第2表に挙げられており、主に頭子音の原つづりがvのもの(有声唇歯摩擦音[v]など)を表記するために使われる。日本語では「ば」「び」「ぶ」「べ」「ぼ」の音で発音され、またそのように表記されることも多い。ヴァイオリン(バイオリン)、ヴィデオ(ビデオ)。
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外来語の表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 14:10 UTC 版)
「ファ」「フィ」「フェ」「フォ」は、「外来語の表記」第1表に示される仮名である。おもに唇歯摩擦音 [f] の音写に用いる。日本語では「ふ」の頭子音[ɸ]と母音「あ」「い」「え」「お」と組み合わせた音で発音される。「フュ」は「外来語の表記」第2表に示される仮名である。[fju]の音写に見られる。日本語では、話者によって、「ひゃ行」の頭子音[ç]や、口蓋化した「ふ」の頭子音[ɸʲ]等と、「う」を組み合わせた音で発音される。
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外来語の表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 06:44 UTC 版)
「シェ」は外来語の表記に使われる仮名である。無声歯茎硬口蓋摩擦音 [ɕ] と母音「エ」を組み合わせた音を表す。 「スィ」や「ズィ」は『外来語の表記』の表中には挙げられていないが、外来語の原音が [si] や [zi] であることを明示するために「シ」や「ジ」の代わりに使われることがある。
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