アラビア数字3桁シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:07 UTC 版)
「ThinkPad」の記事における「アラビア数字3桁シリーズ」の解説
2000年以前発売モデルの型番基本書式は、型番を3桁のアラビア数字で表している。いわゆる「3ケタシリーズ」。 うち100位が使用区分をあらわし、初期の場合、奇数がIA-32アーキテクチャ、偶数がPowerPCアーキテクチャであった。しかしPowerPCアーキテクチャの需要がないことからシリーズが増えるにつれ、偶数もIA-32アーキテクチャで使用されるようになった。 ThinkPad 130 - A4リーズナブル(2スピンドル)。派生モデルにi1200がある。後にRシリーズに移行。 ThinkPad 220 - A5リアルモバイル(1スピンドル)。元祖サブノート。白黒液晶。乾電池駆動可能。後に230シリーズに移行。 ThinkPad 230シリーズ - B5リアルモバイル(1スピンドル)。カラー液晶採用。後に235シリーズに移行。 ThinkPad 235 - B5リアルモバイル(1スピンドル)。ライオス・システムが開発した、いわゆるチャンドラ2。後に240シリーズに移行。 ThinkPad 240シリーズ - B5リアルモバイル(1スピンドル)。派生モデルにi1124がある。後にsシリーズに移行。 ThinkPad 310/ 315シリーズ - デスクトップ用CPU採用。動作倍率・コア電圧に支障が無ければ、Socket 7系列のCPU換装が可能。 ThinkPad 330シリーズ - 唯一のACアダプタ内蔵モデル。グレーの筐体、トラックポイント無し。 ThinkPad 340/ 345シリーズ ThinkPad 360/ 365シリーズ - タッチパネルを採用し、画面を反転させて閉じた状態でも操作可能な360P/PEというモデルが存在した。P/PEにはWindows for Penがバンドルされた。 ThinkPad 380/ 385シリーズ ThinkPad 390シリーズ - A4スタンダード(3スピンドル)。後にAシリーズに移行。 ThinkPad 530シリーズ - B5リアルモバイル(1スピンドル)。後に535シリーズに移行。 ThinkPad 535シリーズ - B5リアルモバイル(1スピンドル)。後に240シリーズに移行。 ThinkPad 550BJ/ 555BJシリーズ - プリンタ内蔵モデル。550BJは液晶がモノクロでトラックポイントも未搭載。 ThinkPad 560シリーズ - A4モバイル(1スピンドル)。後に570シリーズに移行。 ThinkPad 570シリーズ - A4モバイル(1スピンドル)。専用のウルトラベースが付属していた。派生モデルにi1157がある。後にXシリーズに移行。 ThinkPad 600シリーズ - A4メインストリーム(2スピンドル)。後にTシリーズに移行。 ThinkPad 700シリーズ - 初めてThinkPadの名が付けられたモデル。 ThinkPad 701c - B5リアルモバイル(1スピンドル)。バタフライキーボードが特徴。 ThinkPad 730 ThinkPad 750/ 755シリーズ ThinkPad 760/ 765シリーズ - 画面を開く際に自動的にキーボードに傾斜がつくティルトアップ機構が搭載された。後継機の770シリーズでこの機構は廃止された。 ThinkPad 770シリーズ ThinkPad Power Series 820/ 850シリーズ - PowerPCを搭載したモデル。 ThinkPad 345C(1995年) ThinkPad 530CS(1995年) ThinkPad 535(1996年) ThinkPad 760LD(1996年) ThinkPad 560E(1997年) ThinkPad 240Z(2000年)
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