ThinkPad i Series
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「ThinkPad」の記事における「ThinkPad i Series」の解説
一時期ラインナップされていたコンシューマ向けシリーズである。発売時期は、アラビア数字3桁シリーズの末期で、アルファベット1文字とアラビア数字2桁のシリーズと一時期並存していた。 それまで法人向けが主だったThinkPadの、個人向け販売に力を入れるべく投入された。i Seriesと命名され、通称としてi1620といった具合に、i のあとに4桁の数字という型番表示が用いられた。しかし、個人ユーザーの指向は元々IBMおよびThinkPadの得意分野でないため、需要を掘り起こせずに撤退している。 i Series s30、システムユニットのマシンタイプが2655のi1800、後期に発売されたi1200およびi1620の一部を除き、筐体色は従来のツヤを抑えた黒色とは異なり、ソフトブラックメタリック(シルバー)塗装となっている。 i Series 1450/1430 - 1998年11月発表(以下同)。A4サイズ(13.3インチ)、ALi Aladdin IV/Vチップセット、MMX Pentium 266MHz、3スピンドル、iシリーズオリジナルモデル。Windowsキーあり。ThinkPadシリーズでUSBインタフェースを本体に装備した最初の機種。 i Series 1455 - 1999年2月。MMX Pentium 300MHz。 i Series 1436 - 1999年4月。AMD K6-2 300MHz。 i Series 1456/1476 - 1999年5月。Mobile Celeron Coppermine-128K 366MHz i Series 1479 - 1999年7月。Mobile Pentium II 366MHz。 i Series 1459 - 1999年7月。ALi M1621+ALi M1533チップセット、Mobile Celeron 366MHz。 i Series 1484/1464/1424 - 1999年10月/10月/11月。Mobile Celeron 433MHz。 i Series 1465/1445/1425 - 2000年1月/2月/3月。Mobile Celeron 466MHz。 i Series 1400 - 2000年3月。A4サイズ(14.1インチ)、3スピンドル(光学はDVD-ROMまたはCD-ROM)、ALi M1621+M1533、Mobile Celeron 500MHz。同年4月、世界で初めて超低電圧版Mobile Pentium III(Coppermine)を搭載、チップセットはインテル 440MX。 i Series 1124 - 2000年5月。B5サイズ(10.4・12.1インチ)コンパクトモバイル、Mobile Celeron 450MHz、2(HDD、FDDまたはCD-R/RW)/1スピンドル、240がベース。後にCPUをMobile Celeron 500MHzへ変更。i Series s30にモデルチェンジ。 i Series 1157 - 2000年5月。A4サイズ スリム、1スピンドル、570シリーズがベース。 i Series 1200 - 2000年5月。A4(13.3インチ)・B5サイズ(12.1インチ)、2(HDD、DVD-ROMまたはCD-ROM)/1スピンドル、Mobile Celeron 500MHz。Windowsキーあり。130のベースになったモデル。2001年10月にCPUを600MHzへ変更。 i Series 1620 - 2000年8月。X20がベース。B5ファイルサイズ、1スピンドル、ノースブリッジに440ZXMを採用し、RAMの最大認識容量を320MBへ拡大。 i Series 1800 - 2000年10月。A20シリーズをベースとし、A4サイズ(14.1インチ)、Mobile Celeron 600MHz、3(HDD、FDD、DVD-ROM)または2スピンドル(HDD、CD-R/RW)の構成。この製品群は、歴代ThinkPadシリーズ中LANインタフェースを本体に装備しない最後の機種となった。2001年5月発表のモデルからノースブリッジを440BXとし、最大RAM容量を512MBまで引き上げると共に、CPUを700、750MHz、光学ドライブをCD-RW&DVDコンボへ変更、10/100 Base-T LANも本体装備となった。 i Series s30 - 2001年5月。B5サイズ コンパクトモバイル、1スピンドル。筐体を極限まで縮小する一方、キーボードを使いやすいキーピッチに留めているため、その部分と天板に貼り出した「耳」が外観上の特徴となっている。この耳には無線LANのアンテナが内蔵されるという無駄の無い設計である。Intel SpeedStep テクノロジ対応となった超低電圧版Mobile Pentium III 600MHzと、初めて本体に[[IEEE 802.11#IEEE 802.11b|11b]]無線LANを搭載したが、ノースブリッジは440MXのままで、最大RAM容量は256MBであった。最初の製品の天板はミラージュブラックで、翌6月にはラバー調のThinkPadブラック仕様が追加された。本グループはThinkPad s30へと名称を変更し、継続販売されている。
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