ThinkPad X230系
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「ThinkPad X」の記事における「ThinkPad X230系」の解説
2012年6月5日発表。 チップセットが 7 Series、CPUがIvy Bridgeとなる。筐体と内部基板はX220のデザインと寸法を踏襲、CPUが高温になり底板が熱くなる現象もCPU側から少し改善したが、まだ残っている(次の世代のCPUで発熱と消費電力は一気に低減した)。X220と同じ底板とバッテリーの形状だがX220のバッテリーは流用できない。 キーボードは7列レイアウトから他社同様の6列となり、キーもアイソレーションタイプとなって、以前からのファンを狼狽えさせた。ひとつ前のX220のキーボードは旧タイプのThinkPadの集大成のキーボードでX230はXシリーズ初のアイソレーションタイプであったため、混成可能なX220の表面パーツに交換して以前のキーボードを接続しようとする者も現れた。アイソレーションタイプであってもコストは割かれており使用感はアイソレーションタイプの中では考えられている。 ポート類では、USBが3.0 x 2と2.0のパワードUSBポートx1、DisplayPort が Mini DisplayPort へそれぞれ変更されている。新機能としては、これ以降のモデルでも選択可能となるキーボードバックライトが搭載された。ここまでのXシリーズでは珍しい、メモリ16GB搭載しOS起動が可能な機種。天板と底板にマグネシウム合金を使用、ThinkLight搭載はこの機種が区切りである。 ラインナップ X230/X230i:モバイルインテルQM77 Expressチップセットを搭載。CPUは第3世代Core i3 / i5 / i7シリーズ。 X230Tablet:モバイルインテルQM77 Expressチップセットを搭載。CPUは第3世代Core i5シリーズ。
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