ThinkPad X12x系
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「ThinkPad X」の記事における「ThinkPad X12x系」の解説
2011年1月発表(同年3月発売)のX120eは、仕様が近いThinkPad Edge 11がすでに発売されている、日本、西ヨーロッパ、オーストラリア、ラテンアメリカでの販売は無かった。また、これらの国に導入された ThinkPad Edge には11.6インチワイドモデルが含まれておらず、両者の棲み分けが図られている。 X100eとほぼ共通の筐体ながら、Zacateのコードネームを持つAMD Fusion APU Eシリーズプラットフォームに刷新され、メモリーもDDR3 SDRAMとなった。グラフィックスは統合型のRADEON HD 6310を核としたAMD VISION Proテクノロジーで、動画再生支援機能のUVD3を搭載する他、Direct3D 11やHDMI1.3出力端子をサポートし、X100e(M780Gチップセット)比でグラフィックス性能が65%向上している。システム全体の消費電力も低減しており、6セルバッテリーでの稼働時間が5.3 - 5.5時間から6.6 - 7.5時間(カタログ値)へと伸びている。また、OSの起動、終了が速くなるLenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7にも対応している。 2011年7月5日に X121eが発表される。これまでAMDのみであったプラットフォームにインテル版が追加され、処理能力やバッテリー稼働時間でEdgeシリーズを下回っていたギャップが解消された。入れ替わりにEdgeシリーズから11.6型が廃止されており、X121eはこの受け皿となることをも考慮し、これまでのXシリーズには見られない、角やパームレストに丸みを持たせた筐体となっている。 ラインナップ X120e:日本未発表。AMD Bobcat E-240/E-350 X121e:インテル Core i3-2367M、AMD E-300/E-450。320GB HDD または 128GB SSD
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