入れ替わりとは?

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いれ かわり -かはり [0] 【入れ替(わ)り・入れ代(わ)り】

いれかわること。交代すること。 「 -に出て行く
江戸で、毎年11月俳優互いに出演劇場交代したこと。また、その月の芝居

入れ替わり

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入れ替わり

★1.瓜二つ兄弟姉妹相談して、互いに入れ替わる

とりかへばや物語 権大納言家の若君女装して尚侍ないしのかみ)、姫君男装して中納言となって、内裏出仕する。ところが男装中納言は、宰相中将に女と見破られて懐妊し、出産のため宇治身を隠す。それを機に若君姫君は、「本来の男姿女姿になろう」と相談して互いに入れ替わる若君中納言姫君尚侍となって、京に戻る。

ふたりのロッテケストナー父子家庭ルイーゼ母子家庭ロッテは、夏の休暇出会い自分たちが、両親離婚結果引き離された双子であることを知る。2人相談して互いに入れ替わり、ルイーゼロッテの家へ、ロッテルイーゼの家へ帰る。そして、両親を再び結婚させることに成功する

★2a.王子と乞食衣服交換したために、入れ替わってしまう。

王子と乞食トゥエインエドワード王子乞食トム衣服交換して、お互い瓜二つであることに気づくそのためエドワード乞食と見なされて宮殿の外へ追いやられ、トム王子と見なされて廷臣にかしづかれる。やがて国王ヘンリー8世病死し、トム国王となって戴冠式が行なわれる。そこへ乞食姿のエドワード駆けつけ、「自らが真の国王である」と名乗るトム乞食に戻ることはなく、国王直属臣下任命される。

★2b.殿様百姓衣服交換したために、入れ替わってしまう。

絵姿女房昔話百姓が、美人女房殿様奪われる百姓女房教え作り殿様屋敷売りに行く。それまで笑わなかった女房がはじめてにっこり笑うので、殿様は「桃売り格好をすれば喜ぶのか」と思い百姓衣服取り替える桃売り姿の殿様そのまま御殿から閉め出され、を売って歩く。百姓新し殿様になって、女房一緒に楽しく暮らす(秋田県仙北郡田沢湖町田沢)。

*→〔笑い3b物語と、何らかの関係があるであろう

★3a.少年少女身体と心が入れ替わる

転校生大林宣彦斉藤一夫の通う中学校クラスに、斉藤一美転校して来る。ある日2人誤って石段転げ落ちたために、互い身体と心が入れ替わってしまう。以来斉藤一夫はオカマのごとくになり、斉藤一美は超おてんばになって、周囲驚かせる。何ヵ月かが過ぎ、将来絶望した斉藤一夫は呆然として石段踏み外しかけ、斉藤一美助けようと抱きとめて、再び彼らは転げ落ちる2人の心はそれぞれもとの身体に戻る。

2人の男の魂が入れ替わり、また元に戻る→〔入れ替わり〕4bの『和漢三才図会』巻第71大日本国伊勢」。

★3b.少年少女行動入れ替わる

ドラえもん藤子・F・不二雄)「あの道この道楽な道」 のび太が「クロス・スイッチ」を押してしずちゃん人生コース交換する。しずちゃん「ただいま」と言ってのび太の家へ帰って来る。そして「しずちゃん所へ遊びに行こう」と言いどこでもドア通ってしずちゃん浴室飛び込む。そこではのび太が裸で身体を洗っているので、しずちゃん真っ赤になって「いやだァ」と叫ぶ。

★4a.二人の男の心が入れ替わる

スター・キングハミルトン20世紀半ばニューヨーク保険会社社員ゴードンの心に、20万年後の未来世界から、中央銀河系帝国王子ザース・アーンが語りかける。「過去探求のために、数週間、私の心と君の心を入れ替えたい」。ゴードンの心はザース・アーンの身体入り、彼は帝国宇宙艦隊を率いて、暗黒星雲同盟闘う一方、ザース・アーンは保険会社仕事をやり通すことができず、仮病をつかって休んでしまった。

金持ち老人が、貧し少年と心を交換する→〔若返り〕6の『未来ドロボウ』(藤子・F・不二雄)。

列子「湯問」第5 心強く気の弱い男と、心が弱く気の強い男が、名医扁鵲へんじゃく)に治療を受けた。扁鵲2人の胸を断ち割って、心を交換する。2人それぞれのに従って家へ帰るので、家人たちは「別人がやって来た」と思った。

★4b.熟睡する二人の男の魂が入れ替わる

和漢三才図会巻第71大日本国伊勢」 昔、当地伊勢国)の人と日向国旅人が、長源寺伊勢国安濃郡)の堂の庇(ひさし)に暑を避け2人とも熟睡した。日暮れになり、ある人がにわかに呼び起こしたところ、両人あわてて目を覚ましたので、魂が入れ替わってしまった。各々、家に帰ったが、他人扱いされた。2人は再び長源寺来て眠ると、魂がまた入れ替わり、元のようになった。諺に『伊勢や日向物語』(*→〔火葬1b)というのは、これである。

少年少女の心が入れ替わり、また元に戻る→〔入れ替わり〕3aの『転校生』(大林宣彦)。

★4c.同時に死んだ二人の男の魂が入れ替わる

和漢三才図会巻第71大日本国伊勢」 〔第33代〕推古天皇34年A.D.626)、伊勢国佐伯小経来(さえきのこふく)と日向国の依狭晴戸(よさむのはれと)が同日に死んで、共に冥府へ赴いた。両人寿命はまだ尽きておらず、冥使が彼らを故郷へ戻すが、魂を入れるべき身体間違えてしまった。両家の子が「これは父ではない」と言うので、小経来は日向へ、晴戸は伊勢行き、名前も替えた(*→〔火葬1bの『伊勢や日向物語』の異伝)。

★5.二軒の家の住人入れ替わる

三軒長屋落語三軒長屋真ん中に、質屋伊勢勘の妾が住む。両隣は、(とび)の頭(かしら)の家と、剣術先生の家なので、若い者大勢出入りして、たいへん騒がしい。伊勢勘が「両隣とも追い出してやろう」と思っていると、両隣が「引っ越します」と言ってきた。伊勢勘は喜んで転宅費用50両ずつ与える。引越し先を聞いてみると、の頭が剣術先生の家へ、剣術先生の頭の家へ引っ越すのだった

笑府6⑤「好静」 閑静を好む男がいたが、その両隣り職人職人で、たいへんやかましかった。男は「あの2人引っ越してくれる日が来たら、ご馳走をしてやりたいと言うある日2人が「引っ越す」と言ってきたので、男は喜んで2人饗応する。もてなしが終わってから、男が引越し先尋ねると、2人は「私は彼の家へ、彼は私の家へ」と答えた。

『嫁ちがい』落語長屋一軒おいて両隣りに住む2人の男・甲と乙が、同じ晩にそれぞれ嫁を迎える。ところが手違いで、甲に嫁入るべき女が乙の家へ、乙に嫁入るべき女が甲の家へ来てしまう。一夜あけて甲と乙はそのことを知り、2人相談する。甲「大変なことをしちまった。どうしよう」。乙「仕方がねえや。どっちの家も女房と畳建具つきにしておいて、お前が俺の所へ、俺がお前の所へ引越ししよう」。

*『堤中納言物語』「思はぬ方にとまりする少将」も、嫁ちがいの物語である→〔取り違え夫婦〕。

★6.四肢内臓取り替える

現代世界と禅の精神鈴木大拙) 鬼Aが旅人飛びかかって、その四肢抜き取った。鬼Bが旅人を気の毒に思い死人四肢持って来て、もとのように補綴してくれた。鬼Aはさらに、旅人の頭や顔や内臓などを、すっかり引き抜いてしまった。鬼Bは、またいちいち、死体の頭や顔や内臓持って来てもとどおりにしてくれた。鬼Aと鬼Bは、旅人抜き取られた手足内臓を食べ尽くして、どこかへ消えて行った→〔アイデンティティ〕1a。

月と太陽入れ替わる→〔太陽と月〕4の月と太陽伝説

対立する2大国思想入れ替わる→〔相打ち〕4の『秘密兵器』(ブッツァーティ)。

*2つの裁判陪審員入れ替える→〔裁判〕5の『アンタッチャブル』(デ・パルマ)。



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