ThinkPad T6X系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/13 22:47 UTC 版)
「ThinkPad T」の記事における「ThinkPad T6X系統」の解説
ThinkPad T6X系統はTシリーズ初のIntel Core搭載モデルである。また、ワイド液晶モデルが追加され、Tシリーズにおいてもっともボディタイプが多岐にわたるモデルである。 T60は、スクエア液晶およびワイド液晶を搭載しているモデルがある。14.1型スクエア液晶、15.1型スクエア液晶、15.4形ワイド液晶が存在する。システムボードは全てのモデルで共通。 Zシリーズより採用された「ThinkPad Roll Cage」と呼ばれるフレームを搭載し、堅牢性を向上させた。グラフィックスチップはATI MOBILITY RADEON X1300、X1400を採用した(但し、非搭載モデルに比べてバッテリ持続時間は短くなっており、ACアダプタも90wの大容量タイプが付属した。) T61には、スクエア液晶とワイド液晶のラインアップがある。「ThinkPad Roll Cage」に加え、液晶部分に「ThinkPad LCD Roll Cage」が搭載され、更に堅牢性が向上した。14.1型液晶、14.1型ワイド液晶、15.4型ワイド液晶の3モデルがあり、筐体およびシステムボードのサイズが異なっており、一部コネクタなどの配置も異なっている。(これは、筐体が左右に伸びた分、左端からウルトラスリムエンハンスドベイまでの長さを吸収するためである。)グラフィックチップは965GMオンボードモデルおよび、NVIDIAFX140M QuadroFX570Mシリーズを採用したモデルがある。インテルターボメモリーに対応。 ラインナップ T60、T60p (インテル945GM Express または 945PM Expressチップセット、Core Solo、Core Duo または Core 2 Duo プロセッサー) T61、T61p (インテル965GM Express または 965PM Expressチップセット、Core 2 Duoプロセッサー)
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