ThinkPad X20x系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 15:53 UTC 版)
「ThinkPad X」の記事における「ThinkPad X20x系」の解説
ThinkPad X20x系は、従来のXシリーズの流れを汲むものの、12.1型ワイド液晶ディスプレイを採用するなど画面のワイド化の流れに則っている。重量は1.4kg程度と従来とほぼ同じである。HDDは従来と同様2.5インチS-ATAタイプを採用し、ハイパフォーマンスとなっている。縦方向の寸法はX6x系などとほぼ同じだが、横方向の寸法が27mm拡幅されており、厚みは若干だが薄くなっている。横幅の拡幅により、X6x系でキートップ幅が縮小されていた右寄り2列分のキーが他と等幅に変更され、さらに省略されていた右Altキーが復活している。X6x系では8セルバッテリーとの干渉を避けるため、背面にポート類は一切無かったが、X20x系でもこの配置が踏襲されている。 X20xsは携帯性を重視し1.1kg程度で軽量化が図られ、低電圧版CPUを搭載してパフォーマンスよりもバッテリーライフを重視している。X200sのWXGA+モデルが選択可能になったのが2009年6月以降である。 液晶ディスプレイパネルは1280×800ドット (WXGA) および1440x900ドット (WXGA+)。LEDバックライト付きTFT液晶ディスプレイパネル搭載モデルも多い。 ラインナップ X200:モバイルインテルGM45 Expressチップセットを搭載。CPUは標準電圧版Core 2 Duo T9550、P8800、P8600 もしくは P8400。 X200s:モバイルインテルGS45 Expressチップセットを搭載。CPUは低電圧版Core 2 Duo SL9400 もしくは SL9300。(CTO 仕様などで例外有。) X200Tablet:モバイルインテルGS45 Expressチップセットを搭載。CPUは低電圧版Core 2 Duo SU9300、SL9300もしくはSL9400 。 X201/X201i:モバイルインテルQM57 Expressチップセットを搭載。CPUはCore i3 / i5 / i7シリーズ。 X201s:モバイルインテルQM57 Expressチップセットを搭載。CPUはCore i7シリーズ。 X201Tablet:モバイルインテルQM57 Expressチップセットを搭載。CPUはCore i7シリーズ。
※この「ThinkPad X20x系」の解説は、「ThinkPad X」の解説の一部です。
「ThinkPad X20x系」を含む「ThinkPad X」の記事については、「ThinkPad X」の概要を参照ください。
- ThinkPad X20x系のページへのリンク