ロヒンギャ語とは? わかりやすく解説

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ロヒンギャ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 23:36 UTC 版)

ロヒンギャ語
Ruáingga, رُاَࣺينڠَ
話される国 ミャンマー
バングラデシュ
地域 ラカイン州、バングラデシュ南東部
民族 ロヒンギャ
話者数 180万人
言語系統
インド・ヨーロッパ語族
表記体系 アラビア文字ハニーフィー・ロヒンギャ文字ラテン文字
言語コード
ISO 639-3 rhg
Glottolog rohi1238[1]
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ロヒンギャ語(ロヒンギャご、英語: Rohingya language)はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派インド語群に属する言語である。ミャンマーラカイン州に居住するロヒンギャ族の人々により話されている。ベンガル語・アッサム語派に属する東インド・アーリア系の言語で、隣国のバングラデシュで話されているチッタゴン語と近縁の言語である。ロヒンギャ語とチッタゴン語は、相互に理解可能とされる。

言語名別称

  • Ruáingga
  • Rohinga
  • Rohinja
  • ロヒンジャ語
  • ロヒンジャー語
  • Akyab
  • Arakan

発音

子音

ロヒンギャ語の子音[2]
両唇音 唇歯音 歯音/歯茎音 そり舌音 硬口蓋音 軟口蓋音 声門音
破裂音 無声音 p ʈ c k ʔ
有声音 b ɖ ɟ ɡ
鼻音 m n ɲ ŋ
摩擦音 無声音 f s ç x h
有声音 z
はじき音 ɾ ɽ
接近音 中線音 w j
側面音 l

母音

前舌母音 後舌母音
狭母音 i u
半狭母音 [e] o
半広母音 ɔ
広母音 [a]

脚注

  1. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Rohingya”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/rohi1238 
  2. ^ Archived copy”. 2011年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月4日閲覧。

関連項目

外部リンク


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