こう‐じ〔クワウ‐〕【光時】
こう‐じ【公事】
こう‐じ【公示】
読み方:こうじ
[名](スル)おおやけの機関が、一般の人に広く知らせるために発表すること。「投票日を—する」
[補説] 選挙の期日を知らせる場合、天皇が国事行為として行う衆議院議員総選挙および参議院議員通常選挙では「公示」とされる。選挙管理委員会が行う補欠選挙や地方選挙では「告示」が使われる。
こう‐じ〔カウ‐〕【▽勘事】
こう‐じ【口耳】
読み方:こうじ
口と耳。
こう‐じ〔カウ‐〕【向自】
読み方:こうじ
こう‐じ〔‐ヂ〕【×垢×膩】
こう‐じ〔カウ‐〕【好事】
こう‐じ〔カウ‐〕【好字】
こう‐じ〔カウ‐〕【好餌】
こ‐うし【小牛/子牛/×仔牛/×犢】
こうじ〔こうぢ〕【▽小路】
こう‐じ【工事】
こうじ〔カウヂ〕【康治】
こうじ〔コウヂ〕【弘治】
こう‐じ【後事】
こう‐じ〔カウ‐〕【×柑子】
読み方:こうじ
《「かんじ」の音変化》
1 ミカン科の小高木。果実は濃い黄色で、酸味が強い。日本で古くから栽培され、現在は山陰地方から北陸地方にみられる。こうじみかん。《季 実=秋 花=夏》「仏壇の—を落す鼠かな/子規」
2 「柑子色」の略。
こう‐じ〔カウ‐〕【硬磁】
こう‐じ【講師】
こう‐じ〔カウ‐〕【香餌】
こう‐じ〔カウ‐〕【高次】
こうじ〔かうぢ〕【×麹/×糀】
困じ、高じ、講じ、昂じ
困じ、薨じ、高じ、講じ、昂じ
公示(こうじ)
選挙の投票日を正式に確定し、有権者に知らせるとともに、立候補の届け出を受け付ける。公示日に立候補届けが受理されると、投票日に向けた選挙運動が始まる。
衆議院議員の選挙(総選挙)と参議院議員の選挙(通常選挙)の期日は、内閣の助言と承認に基づき、天皇が国事行為として証書をもって公示を行う。また、国会議員の再選挙・補欠選挙、地方自治体の首長と議会の議員の選挙については、その事務を管理する選挙管理委員会が選挙期日を告示する。
公職選挙法によると、総選挙と通常選挙の運動期間は、それぞれ12日間および17日間と定められている。したがって、衆議院の選挙では遅くとも投票日の12日前までに、参議院の選挙では17日前までに公示をしなければならない。
公示日には、立候補者は供託金をもって、その届け出の手続きをする。選挙区から出馬する場合は、本人または代理人が各地の選挙管理委員会に出向く。また、比例区から出馬する場合は、政党などが候補者名簿を作成し、代表者が届け出ることになっている。
(2001.07.12更新)
こうじ 【甲寺】
こうじ 【黄寺】
こうじ
麹
(こうじ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 17:50 UTC 版)
麹、糀(こうじ)は、米・麦・大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖させたものである。コウジカビは、増殖するために菌糸の先端からデンプンやタンパク質などを分解する様々な酵素を生産・放出し、培地である蒸米や蒸麦のデンプンやタンパク質を分解し、生成するグルコースやアミノ酸を栄養源として増殖する。コウジカビの産生した各種分解酵素の作用を利用して日本酒・味噌・食酢・漬物・醤油・焼酎・泡盛など、発酵食品を製造する時に用いる[1][信頼性要検証]。ヒマラヤ地域と東南アジアを含めた東アジア圏特有の発酵技術である。発酵食品に使われる本ページで言及する広義の意味での麹の技術は中国に由来すると考えられているが、中国と朝鮮が長い間に伝統的な酒造りや醤造りに使用していたカビはクモノスカビ (Rhizopus) やケカビ (Mucor) の一種であり[2][3][4]、しばしば狭義で「麹」として言及される、日本人が見出して伝統的に発酵食品に使用し、現在は東アジアでも広く使用されているニホンコウジカビ (A. oryzae) とショウユコウジカビ (A. sojae) ではない[3][5][6]。
- ^ 醸造の知識あれこれ 参考書「改定醸造学」と書いてある。
- ^ Eiji Ichishima (2015年3月20日). “国際的に認知される日本の国菌”. Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry. 2021年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月14日閲覧。
- ^ a b Katsuhiko Kitamoto. “麹菌物語”. The Society for Biotechnology, Japan. p. 424. 2022年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月14日閲覧。
- ^ Kenichiro Matsushima. “醤油づくりと麹菌の利用ー今までとこれからー”. p. 643. 2022年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月14日閲覧。
- ^ Katsuhiko Kitamoto. “家畜化された微生物、麹菌 その分子細胞生物学的解析から見えてきたこと”. The Society of Yeast Scientists.. p. 2. 2022年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月14日閲覧。
- ^ Kiyoko Hayashi (2021年7月19日). “日本の発酵技術と歴史”. Discover Japan Inc.. 2022年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月14日閲覧。
- ^ ウ音便化による(カモシ > カウジ > コージ)。 ほかに、院政期の『類聚名義抄』などに「麹」を「カビダチ」(黴立ち)と訓ずるのに拠り、これの転訛(カビダチ > カウヂ > コージ)とする説もあるが、このような変化は不規則であることに加え、「ヂ」で終わる語形は実際には確認されていない。
- ^ 元禄5年(1692)刊『異體字辨』の「和俗字」の部門に「糀(カウジ)」がみられる(右・91ウ)。
- ^ 日本酒が出来るまで<工程>
- ^ 日本酒の「水」を理解する:灘の男酒と伏見の女酒
- ^ 龍野の醤油について
- ^ 一例として、秋田県総合食品研究センター開発の「あめこうじ」。
- ^ a b インドネシア産餅麹ラギから分離した乳酸菌の同定 アジアにおける穀類麹とその微生物に関する研究 (第4報) 日本醸造協会誌 1991年 86巻 1号 p.55-61, doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.86.55
- ^ a b c 小崎道雄, 内村泰、フィリピン産餅麹ブボッドおよび米酒の微生物相 アジアにおける穀類麹とその微生物に関する研究 (第1報) 日本醸造協会誌 1990年 85巻 11号 p.818-824, doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.85.818
- ^ 東南アジアの伝統発酵食品に関する微生物学的研究 日本食品工業学会誌 Vol.38 (1991) No.7 P651-661
- ^ 日本・中国・東南アジアの伝統的酒類と麹 日本醸造協会誌 104(12), 951-957, 2009-12-15
- ^ 上田誠之助、「生澱粉の直接アルコール発酵の発見とその後の研究について」 澱粉科学 1987年 34巻 2号 p.113-118, doi:10.5458/jag1972.34.113
- ^ ネパール産餅麹ムルチャの乳酸菌フロラ ネパール産餅麹の微生物に関する研究 (第2報) 日本醸造協会誌 1996年 91巻 12号 p.901-905, doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.91.901
- ^ ブータン産餅麹チャン・ポーにおける糖化菌の検討 アジアにおける穀類麹とその微生物に関する研究 (第2報) 日本醸造協会誌 1990年 85巻 12号 p.881-887, doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.85.881
- ^ 内村泰, 新村洋一, 小原直弘 ほか、「タイ国産食酢醸造に用いる餅麹ルクパンの微生物相 アジアにおける穀類麹とその微生物に関する研究 (第5報)」 日本醸造協会誌 1991年 86巻 1号 p.62-67
- ^ *麴菌をわが国の「国菌」に認定する (PDF) (平成18(2006)年10月12日、日本醸造協会)
- 麴菌をわが国の「国菌」に認定する-宣言-(平成18(2006)年10月12日、平成25(2013)年11月28日一部改正、日本醸造協会)
- ^ 一島英治、日本の国菌コウジキン 日本醸造協会誌 Vol.99 (2004) No.2 P.83, doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.99.83
- ^ 文部科学省、「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
- ^ 岸本間市、大豆麹製法ノ研究 日本釀造協會雜誌 1916年 11巻 8号 p.37-44, doi:10.6013/jbrewsocjapan1915.11.8_37
- ^ 南場毅、好井久雄、豆みそのアミン類に関する研究(第1報) 熟成豆みそおよび豆麹中のアミンの定性 日本食品工業学会誌 Vol.14 (1967) No.5 P.199-203, doi:10.3136/nskkk1962.14.199
- ^ 小笠原博信、高橋克文、飯塚兼仁ほか、麦焼酎もろみの発酵特性改善に対する白麹の寄与 日本醸造協会誌 Vol.86 (1991) No.4 P.304-307, doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.86.304
- ^ 岩野君夫、三上重明、福田清治ほか、焼酎白麹の各種酵素の活性調査について 日本釀造協會雜誌 1986年 81巻 7号 p.495-498, doi:10.6013/jbrewsocjapan1915.81.495
- ^ 山田修:黒麴菌の系統解析と OTA 非生産性 マイコトキシン Vol.63 (2013) No.2 p.187-190, doi:10.2520/myco.63.187
- ^ a b 上田誠之助:生澱粉の直接アルコール発酵の発見とその後の研究について 澱粉科学 Vol.34 (1987) No.2 P.113-118, doi:10.5458/jag1972.34.113
こうじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/17 01:50 UTC 版)
「熱血硬派くにおくん すぺしゃる」の記事における「こうじ」の解説
熱血高校ドッジボール部員。本作ではドッジボール部のキャプテンとなっている。
※この「こうじ」の解説は、「熱血硬派くにおくん すぺしゃる」の解説の一部です。
「こうじ」を含む「熱血硬派くにおくん すぺしゃる」の記事については、「熱血硬派くにおくん すぺしゃる」の概要を参照ください。
こうじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:27 UTC 版)
「おれは男だ! くにおくん」の記事における「こうじ」の解説
くにおのクラスメートであり友人。パーマ頭が特徴。初期はくにおを慕っていたが、徐々にくにおとつるみだしバカにする素振りも増えていった。初めは谷花高校のヤンキーを軽く倒すこともあったが、話が進むにつれ(相手が実力者とはいえ)竜一や浜岡に一撃で簡単に吹っ飛ばされる噛ませ犬になる。ひろし程ではないがくにおから財布を取られ勝手に一万円札をポケットに入れられたり、大浴場の水道管を破裂される被害を受けている。
※この「こうじ」の解説は、「おれは男だ! くにおくん」の解説の一部です。
「こうじ」を含む「おれは男だ! くにおくん」の記事については、「おれは男だ! くにおくん」の概要を参照ください。
こうじ
出典:『Wiktionary』 (2021/11/28 01:39 UTC 版)
名詞・麹/糀
発音(?)
こ↗ーじ
翻訳
名詞・小路
語源
「こみち」の転か。
発音(?)
こ↗ーじ、こ↘ーじ
対義語
翻訳
同音異義語
こうじ
- 【公事】公の仕事。
- 【公示】公の機関が、一般の人に示し知らせること。
- 【勘事】不祥事を起こして左遷されること。
- 【口耳】口と耳。
- 【向自】対自。人間の精神がある程度発達し、自己と他者の対立というものを認識している状態。
- 【垢膩】垢や膩。
- 【好事】喜ばしいこと、幸先が良いこと。
- 【好字】人名や地名などに好んで用いられる文字。
- 【好辞】巧みな文句。
- 【好餌】人を誘い出すための手段。
- 【工事】土木、建築といったものに関する現場における作業、又は現場において作業すること。
- 【康治】1142年4月28日 - 1144年2月23日の日本の元号。
- 【弘治】1555年10月23日 - 1558年2月28日の日本の元号。
- 【後事】あとに残している事柄。
- 【柑子】ミカン科の植物。
- 【爻辞】爻を説明した言葉。
- 【硬磁】硬めの磁器。素地に長石の破片を混ぜた釉を施して焼く。
- 【講師】平安時代、諸国の国分寺に置かれた僧侶を監督する職。
- 【鉤餌, 鈎餌】釣り針に取り付けられた餌。
- 【項辞】命題を構成する言葉の概念。
- 【香餌】香りの良い餌。
- 【高次】高い次元。
糀
麯
麴
麹
「こうじ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の話を最後まで聞こうじゃないか
- バスでそこに行こうじゃないか
- 彼にはこの秘密を隠しておこうじゃないか。
- 私たちは部屋を暖かいままにしておこうじゃないか。
- とても見られたかっこうじゃないよ。
- こうじは帰宅の途中にわか雨にあった。
- こうじはついていた。交通事故でたった車のサイドをちょっとかすっただけだった。
- あらかじめ準備しておこうじゃないか。
- 映画を見に行こうじゃないか.
- 観光バスで市内見物に行こうじゃないか.
- 彼はいらいらがこうじて頭が変になりかかっていた.
- いつも伊豆へ行くから, 今度は一つ気を変えて信州へ行こうじゃないか.
- 期限前にこの仕事を仕上げておこうじゃないか.
- その話を, 一つ, 地でいこうじゃないか.
- 行こうじゃないか.
- 割り勘でいこうじゃないか.
- 今度の土曜日に新入部員の歓迎コンパを開こうじゃないか.
- 腹ごなしに一つ歩こうじゃないか
- 行こうじゃないか
こうじと同じ種類の言葉
- こうじのページへのリンク