オクラトキシンとは? わかりやすく解説

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オクラトキシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 02:28 UTC 版)

オクラトキシン(ochratoxin)類は、アオカビ属 (Penicillium) やコウジカビ属 (Aspergillus) のカビが産生するカビ毒(マイコトキシン)の一種で、A、B、C、TAなど数種類の関連物質の総称。名前は、産生菌のA. ochraceusに由来している。主な産生菌のA. ochraceus の分布域は、熱帯から温帯の寒冷地までと広い。また、低温でも増殖し、オクラトキシン産生能を有するカビは、ヨーロッパカナダのような寒冷地でも問題になる。


  1. ^ * Sicherheitsdatenblatt der Firma Sigma-Aldrich Ochratoxin A from Aspergillus ochraceus
  2. ^ 堀江義一、「オクラトキシン生産菌について」 『マイコトキシン』 1983年 1983巻 18号 p.2-5 , doi:10.2520/myco1975.1983.18_2, 日本マイコトキシン学会
  3. ^ 小野裕嗣ほか、黒麹菌のオクラトキシンA産生能について 日本農藝化學會誌 69(臨時増刊) pp.116 19950705 社団法人日本農芸化学会, NAID 110002789334
  4. ^ 高鳥浩介 、相原真紀、小西良子、食品危害真菌とマイコトキシン規制の現状と今後 (PDF) 国立医薬品食品衛生研究所報告第124号, 2006, 21-29
  5. ^ 鈴木孝昌, 小原有弘 ほか、「バルカン腎症の原因物質としてのアリストロキア酸およびオクラトキシンA」『日本環境変異原学会大会プログラム・要旨集』 2009年 38巻 p.140, NAID 110007522299, 日本環境変異原学会
  6. ^ Karl Hult, Anna Teiling and Sten Gatenbeck, Degradation of Ochratoxin A by a Ruminant Appl Environ Microbiol. 1976 September; 32(3): 443-444


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