清酒とは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 食物 > > 清酒 > 清酒の意味・解説 

せい しゅ [0] 【清酒】

日本特有の、米と米麴こめこうじとで醸造したもろみを濾して得た澄んだ酒。日本酒。酒。
濁酒に対して)澄んだ良質の酒。 ⇔ 濁酒


清酒

清酒は、わが国国民酒として古くから広く愛飲されているお酒です。原料は、米、米こうじ。これらだけでつくられるのが純米酒。現在最も消費量の多い普通清酒には、醸造アルコール添加されており、さらにブドウ糖有機酸などを添加したものあります

清酒(せいしゅ)

コメ・コメ麹(散麹ばらこうじ))を主原料としてつくった醸造酒天平宝字二(758)年の『紀伊国正税帳』に「酒伍斛陸斗(ごこくろくと) 清四斛 滓(おり)一斛六斗」とあり、当時すでに濁酒どぶろくの上澄みを汲んだり、絹篩きぬぶるい)でこしたすみ酒がつくられていた。蒸米と麹とを混ぜ発酵させた現在の清酒の酒母に近いものに久佐木(くさぎ)の灰を加えろ過して製した黒貴(くろき)の製法は「延喜式」(905年)にみえるが、この流れをくむ地酒じしゅう)、赤酒蒸留したもの天文一五(1546)年にアルヴァレス薩摩国山川郷でみたコメ製のオラーカであり、『本朝食鑑』にみえる肥薩の泡盛思われる元禄以来明治まで、政治・文化中心である江戸焼酎といえば、清酒業の副産物である酒粕蒸留した粕取かすとり焼酎指したほど清酒業者多く本格焼酎をつくっていたので、本格焼酎業者は清酒業者とともに日本酒組合所属し、焼酎甲類製造業者日本蒸留酒組合という別な組織をつくっている。

清酒

読み方
清酒せいしゅ
清酒せいしゆ

日本酒

(清酒 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/18 15:24 UTC 版)

日本酒(にほんしゅ)は、通常はを主な原料とする清酒(せいしゅ)を指す。日本特有の製法で醸造されたで、醸造酒に分類される。




注釈

  1. ^ 日本をニッポンと読んで、ニッポン酒の略。
  2. ^ 中国ではパスツールより700年以上前の代の1117年政和7年)に序文が書かれた醸造技術書『北山酒経』の中に、「」という表現が見られ、加熱殺菌を意味する「煮酒」の技法が記載されている。しかし同書が室町時代頃までに日本にもたらされたか否かについては定かでないので、日本の火入れの技法が大陸から伝来したものか、日本が独自でたどりついたのかについては、現在まだ分かっていない。

出典

  1. ^ 酒税法2条1項は「酒類」について、「アルコール分1度以上の飲料…をいう。」と定義している。
  2. ^ お酒の分類と製造過程 - アサヒビール
  3. ^ 酒税法施行令2条は「清酒の原料として定める物品」として、アルコール焼酎ぶどう糖その他財務省令で定める糖類、有機酸、アミノ酸塩、清酒を定める。
  4. ^ この政令で定める物品の重量の合計は、米と米こうじの重量の50%を超えないものに限られる(酒税法3条7号ロ)。
  5. ^ 酒税法上は「その他の醸造酒」(3条19号)、構造改革特別区域法では「酒税法第3条第19号に規定するその他の醸造酒(米…、米こうじ及び水又は米、水及び麦その他の財務省令で定める物品を原料として発酵させたもので、こさないものに限る。)」(28条1項2号)、酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律施行規則では「濁酒」(11条の5、「米、米こうじ及び水を原料として発酵させたもので、こさないもの」)と定義される。
  6. ^ 飲み口軽やか 日本酒に酔う/アルコール度数、通常の半分も 酒蔵、伝統守り新機軸続々『日本経済新聞』夕刊2017年10月5日
  7. ^ 〜アルコール度数5度!爽やかな泡が心地よい、ほんのり甘い発泡性清酒が登場〜松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒 新発売宝酒造ニュースリリース(2011年6月7日)
  8. ^ 清酒の製法品質表示基準を定める件(平成元年11月22日国税庁告示第8号)、国税庁。
  9. ^ 玄米の検査規格「醸造用玄米の品位」、農林水産省生産局農産部穀物課米麦流通加工対策室、2012年。
  10. ^ 「清酒の製法品質表示基準」の概要、国税庁。
  11. ^ 育種酵母による吟醸酒製造試験 Sake Brewing with Hybrid Yeast Strains (PDF)
  12. ^ 「awa酒協会」公式サイト”. 一般社団法人「awa酒協会」ホームページ. 2017年4月14日閲覧。
  13. ^ 酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律施行規則(昭和28年3月6日大蔵省令第11号)第11条の5による。
  14. ^ 日本酒ときどき「和らぎ水」日本酒造組合中央会(2018年1月16日閲覧)
  15. ^ 水割り、湯割り、ハイボール、みぞれ酒:日本酒の飲み方日本伝統文化スタイル(2018年1月16日閲覧)
  16. ^ 一例として、日本酒の新たな愉しみ方“SAKEブレンド” 白鹿×デルモンテのコラボレーションで実現 トマトジュースでヘルシーな日本生まれのジャパニーズ・カクテル『赤い白鹿』新登場辰馬本家酒造プレスリリース、2017年10月4日)
  17. ^ a b 酒のしおり(平成24年3月)』、国税庁課税部酒税課、2012年。
  18. ^ a b 清酒製造業の概況(平成22年度調査分)、国税庁課税部酒税課、2011年(平成23年)7月。
  19. ^ 平成19年11月
  20. ^ 京都府保健環境研究所
  21. ^ 日本酒が出来るまで<工程>
  22. ^ 日本酒の「水」を理解する:灘の男酒と伏見の女酒
  23. ^ 酒蔵見学で気をつけてほしい3つのポイント菊の司酒造きくつかこらむ(2016年8月31日)2017年12月16日閲覧
  24. ^ 酒蔵と納豆
  25. ^ かんきつ・ハーブ入り日本酒を輸出 WAKAZE『日本経済新聞』電子版(2017年10月4日)
  26. ^ からさでの梅酒 新発売 梅の実、ごろっと 出雲/島根『毎日新聞』地方版(2017年11月28日)
  27. ^ 剣菱酒造(兵庫県神戸市)や新政酒造(秋田市)など。『読売新聞』朝刊2017年12月15日「日本酒が面白い(3)自作米と湧き水 伝統の味/おけ、樽…木製道具の良さ再発見」
  28. ^ 河野裕昭 写真集『大吟醸』、1995年、p. 112。
  29. ^ 男山本店など大吟醸 国産米で醸造アルコール 高い品質アピール『日本経済新聞』朝刊2018年4月23日(新興・中堅Biz面)2018年4月27日閲覧。
  30. ^ 「食品工場探訪」日本酒の蔵元
  31. ^ 野白喜久雄ほか 『改訂醸造学』 1993年3月。ISBN 978-4-06-153706-4
  32. ^ 西谷尚道、日本酒復権への展望(II) 日本酒の品質多様化の展望 日本醸造協会誌 Vol.97 (2002) No.4 P240-246, doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.97.240
  33. ^ 協同組合福岡銘酒会、旧国鉄遊休トンネル活用による熟成酒開発 日本醸造協会誌 Vol.91 (1996) No.12 P845-848, doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.91.845
  34. ^ 小野文一郎、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)の含硫アミノ酸合成について 日本醸造協会誌 Vol.104 (2009) No.2 p.90-97, doi:10.6013/jbrewsocjapan.104.90
  35. ^ 奥田将生、原料米の窒素及び硫黄化合物が清酒貯蔵後の香気変化に及ぼす影響 日本醸造協会誌 Vol.105 (2010) No.5 P262-272, doi:10.6013/jbrewsocjapan.105.262
  36. ^ 冬の究極の愉しみ。季節限定の日本酒「しぼりたて」とは?KURANDホームページ(2018年1月19日閲覧)
  37. ^ 「立春 新酒で祝う/2月4日に搾って出荷」『読売新聞』朝刊2018年1月19日(くらし面)
  38. ^ 【トレンド】日本酒、熟成のプレミアム 時を経て色づく味の深み『日本経済新聞』夕刊2018年4月2日(くらしナビ面)
  39. ^ 熟成古酒とは長期熟成酒研究会(2018年5月5日閲覧)
  40. ^ 計量単位規則 別表第一 項番2、比重、「日本酒度」の欄 「物質の質量のその物質と十万千三百二十五パスカルの圧力、四セルシウス度の温度の下において同一の体積を有する水の質量に対する比の値の逆数から一を減じた値の千四百四十三倍」
  41. ^ 蝶谷初男 『うまい日本酒に会いたい そのために知っておきたい100問100答』 ポプラ社、2004年、p145。ISBN 4-591-08389-6
  42. ^ 蝶谷初男 『うまい日本酒に会いたい そのために知っておきたい100問100答』 ポプラ社、2004年、p176。ISBN 4-591-08389-6
  43. ^ 増田晶文 「第4章 うまい日本酒を呑ませる処」『うまい日本酒はどこにある?』 草思社、2004年9月30日、第1刷、162ページ。ISBN 4-7942-1347-6
  44. ^ 酒のしおり・酒類業者の概況・全国市販酒類調査の結果”. 国税庁. 2012年7月14日閲覧。
  45. ^ アジア14都市における和食・日本酒・緑茶の浸透度(経験度) 博報堂【Global HABIT レポート 2015年 Vol.1】 2016年6月1日閲覧
  46. ^ “タイ、日本酒需要増で競争激化 100社超進出、生存かける老舗蔵元”. Sankeibiz. (2016年3月8日). http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160308/mcb1603080500001-n1.htm 2016年6月1日閲覧。 
  47. ^ “外国人観光客増の波及効果でリポート=日銀”. Reuters. (2014年10月20日). http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKCN0I912D20141020 2014年10月20日閲覧。 
  48. ^ 世界でじわり“日本酒ブーム”10年で対米輸出2倍、酒蔵も建設 New Sphere 2013年12月23日
  49. ^ a b c 2017年の清酒の輸出は金額・数量共に過去最高、8年連続で過去最高更新 食品産業新聞社WEBニュース 2018年2月1日
  50. ^ 日本酒の輸出が過去最高に 初の“100億円突破” テレビ朝日 2014年2月18日
  51. ^ 平成29年酒類の輸出動向について (PDF)”. 国税庁. 2018年2月19日閲覧。
  52. ^ ワインの世界市場:中国が新たな世界秩序の台頭をけん引 NewSphere 2017年6月1日
  53. ^ 焦点:スコッチウイスキー、EU離脱で「うまみ」増すか ロイター 2018年2月24日
  54. ^ 「SAKEの未来」『日本経済新聞』朝刊2017年10月1日(NIKKEI The STYLE)
  55. ^ 稲保幸 『日本酒15706種』 誠文堂新光社、2007年、p31。ISBN 978-4-416-80797-2







清酒と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「清酒」の関連用語

清酒のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



清酒のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2018 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
サントリーサントリー
COPYRIGHT © 1995-2018 SUNTORY LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
サントリー株式会社お酒・飲料大事典
本格焼酎と泡盛本格焼酎と泡盛
Copyright (C) 日本酒造組合中央会 2018.
文部科学省文部科学省
食品成分値は文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「五訂増補 日本食品標準成分表」、 科学技術庁資源調査会編「改訂日本食品アミノ酸組成表」によります。 食品成分値を複製又は転載する場合は事前に文部科学省への許可申請もしくは届け出が必要となる場合があります。 連絡先:文部科学省科学技術・学術政策局政策課資源室 電話(03)5253-4111(代)
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本酒 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2018 Weblio RSS