混合酒とは? わかりやすく解説

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こんごう‐しゅ〔コンガフ‐〕【混合酒】

読み方:こんごうしゅ

カクテルのこと。


カクテル

(混合酒 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/06 07:21 UTC 版)

カクテル: cocktail)とは、ベース(基酒)となるに、他の酒またはジュースなどを混ぜて作るアルコール飲料のこと。混酒。ただし、アルコール分を含まないか、1%未満程度のノンアルコールカクテルもある。


注釈

  1. ^ 『新版バーテンダーズマニュアル』(p218)では、「酒と何らかの材料を混ぜた飲料=ミクスト・ドリンク」と定義し、「酒+something=カクテル=ミクスト・ドリンク」であるという解説を行っている。
  2. ^ そうしない者は酒に耽溺する者、つまり現在におけるアルコール依存症患者として扱われ、非難を受けていたことが参考文献『読むカクテル百科』(p48)や『新版バーテンダーズマニュアル』(p221)によって紹介されている。
  3. ^ 福西英三は、参考文献『読むカクテル百科』(p48 - p49)の中で、「従来行なわれている「ホット」「コールド」の分類に「常温」を加えるのが妥当」と述べている。
  4. ^ 『2007新版 HBAバーテンダーズオフィシャルブック』p189、『読むカクテル百科』p56
  5. ^ 当時の雰囲気はアガサ・クリスティの『名探偵ポワロ』シリーズなどが参考になる。
  6. ^ 1748年にイギリスで発行された『ザ・スクイア・レシピズ(The Squire Recipes)』という小冊子に、「酒+その他の酒 and/or その他の副材料=カクテル」と記されている(『読むカクテル百科』p28)。
  7. ^ 『サヴォイ・カクテルブック』(p13)は、1806年5月に発行されたアメリカの雑誌『ザ・バランス』の文章を引用し、少なくとも1806年には「カクテル」という言葉が「酒+その他の酒 and/or その他の副材料」を指していたとしている。『ザ・バランス』で言及されたカクテルは、ビタード・スリング(苦い飲み物。酒+砂糖や水+ビターズという構成)であった。
  8. ^ 『読むカクテル百科』(p31 - p32)に示された説では、「乾杯の音頭をどちらがとるかでもたもたしていた将軍と王を、「自らが先んじて杯を掲げ飲み干す」という機転により救った少女「ホキトル(X'ochitl)」の名をその飲料につけた」としている。
  9. ^ 『読むカクテル百科』(p35)では、福西英三の注釈として、18世紀ごろのことだろうとしている。
  10. ^ 『2007新版 HBAバーテンダーズオフィシャルブック』(p187)ではラム・パンチとされている。

出典

  1. ^ a b 『2007新版 HBAバーテンダーズオフィシャルブック』 p188
  2. ^ 『読むカクテル百科』p17
  3. ^ 『新版バーテンダーズマニュアル』p218
  4. ^ 樋口保彦. “私の信じる水割り カクテルとしての水割り”. サントリー WHISKY WHISKY on the Web. 2021年4月17日閲覧。
  5. ^ 『2007新版 HBAバーテンダーズオフィシャルブック』p189 - p190
  6. ^ 『読むカクテル百科』p43
  7. ^ a b 『新版バーテンダーズマニュアル』p221
  8. ^ 『読むカクテル百科』p46
  9. ^ 『読むカクテル百科』p47 - p48
  10. ^ 読むカクテル百科 p55
  11. ^ 『読むカクテル百科』p52
  12. ^ 海野弘『酒場の文化史』 講談社学術文庫、2009年、p198 - p202
  13. ^ a b 『読むカクテル百科』p28
  14. ^ 『サヴォイ・カクテルブック』p13 - p15
  15. ^ 『読むカクテル百科』p31 - p32
  16. ^ 『読むカクテル百科』p34 - p40
  17. ^ 『新版バーテンダーズマニュアル』p218 - p219
  18. ^ 『読むカクテル百科』p30 - p31
  19. ^ 『新版バーテンダーズマニュアル』p219
  20. ^ 『2007新版 HBAバーテンダーズオフィシャルブック』p186 - p187
  21. ^ 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、14頁。ISBN 978-4537218695 
  22. ^ 岸久「サイドカー Sidecar」『スタア・バーのカクテルブック』文藝春秋、2015年。ISBN 978-4166610402 
  23. ^ 朱鷺田祐介「5 その他の技法」『酒の伝説』新紀元社Truth In Fantasy〉、2012年。ISBN 978-4775306970 
  24. ^ カクテル大全1000 p290
  25. ^ a b c d e 『カクテル入門』保育社、1982年、142頁。ISBN 9784586505630 
  26. ^ 『カクテルの図鑑』マイナビ出版、2013年、40頁。ISBN 9784839946234 
  27. ^ 用語辞典 技法”. サントリー. 2022年8月5日閲覧。
  28. ^ たのしいお酒.jp (2020年5月18日). “ビールをチェイサーに飲む! 通好みのおすすめスタイル”. ガジェット通信. 2021年4月7日閲覧。
  29. ^ 福西(1996)p136



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