ビターズ
アンゴスチュラ・ビターズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/28 02:12 UTC 版)
「ビターズ」の記事における「アンゴスチュラ・ビターズ」の解説
アンゴスチュラ・ビターズ (Angostura bitters) は、1824年にドイツ人医師、ヨハン・ゴッドリーブ・ベニヤミン・ジーゲルトがベネズエラの町「アンゴスチュラ」(現シウダ・ボリバル)滞在中に考案したビターズ。 当初は強壮剤として作られ、現在もラベルに健康に及ぼす効果が謳われている。ジーゲルトはアンゴスチュラ・ビターズに「アマルゴ・アロマティコ」と名付け、イギリスに輸出し好評を得た。その後の政情不安によりベネズエラからトリニダード島のポートオブスペインに拠点を移し、生産が続けられている。 リンドウやハーブ、スパイスから作られた苦味酒であり、現在のレシピにアンゴスチュラ(ミカン科の樹木)の樹皮は含まれていない(ラベルに"Does not contain Angostura Bark"の記述がある。) マンハッタンやピンク・ジンをはじめ、多くのカクテルに使用される。バーには、必ず置いておくべき酒としても有名。
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